沢山の人を笑顔にした貴方が
苦しみながら消えるなんて解せない
沢山の人を幸せにした貴方が
悪意のオモチャになるなんて解せない
誰が悪で誰が原因で
誰の責任とか言うけれど
そんなこともうどうでもいいよ
そんなこともうどうでもいいよ
飛び交う罵詈雑言より
貴方の歌が聴きたい
沈んでいたあの世界で
明日もまだ生きようと思えた
心の穴 埋めるように
貴方の声が聞きたい
大切なものを失ってなおこの世は
苦しみながら暫く続くようで
またこの先も失うのに僕らは
大切なものを手に入れようと足宛いている
人と人は結局他人とか
ならば何故こんなに苦しいの?
そんなこともうどうでもいいよ
そんなこともうどうでもいいよ
貴方のいない世界なんて
幾ら積まれても嫌だ
沈んで行く夕日を見てた
過去と同じ夕日を見てた
景色は変わらないのに
大切な貴方が居ない
二十年も経てば流れてく
僕らここから先どう生きるの?
そんなこともうどうでもいいと
言いながらもまた立ち止まる
誰もみんな 心脆く
些細なことで曇る
沢山の涙が落ちて
沢山の痣が残って
それでもまだ足掻くのは
たまに世界は素敵だから
そんなこともうどうでもいいよ
そんなこともうどうでもいいよ
息をして水を飲むように
貴方の歌が聴きたい
沈んで行くこの世界で
明日もまた生きようと思えた
この身体を満たすように
貴方の声が聞きたい
貴方の歌が聴きたい
貴方の存在を感じたい
貴方の居ない この世界で
貴方の存在を 描かせて
沢山の人を笑顔にした貴方へ