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Lyrics365 > キタニタツヤ > ユーモア

ユーモア

"ユーモア" Lyrics by キタニタツヤ

乾いた空に雨雲が押し寄せるように

涙があふれそうになる夜

きみのおどけた声がききたい

ぬるい陽だまりをひとりで歩いて

飼い慣らせないままのさびしさがある

強い風の日の急ぎ足の雲に

追いつくようにきみは走り去った

波の音が永遠に響く海

歌うように跳ねる砂が足を舐める

乾いた空に雨雲が押し寄せるように

涙があふれそうになる夜

きみのおどけた声がききたい

やさしいユーモアをもっと教えて

くだらないジョークをいくつもまじえて

悲しい話をうまいことごまかす

散らかる心の部屋を片付けて

余白を生むようにきみの詩は在った

僕たちは永遠でいられない

それでも言葉の残響は名残る

束ねた花に煩いがほどけていくように

きみから見た世界は柔らかい

ゆるむ頬で真似してうたう

抱きしめあえない星座たち

夜の隔たりの距離を詩は渡っていく

乾いた空に雨雲が押し寄せるように

涙があふれそうになる夜

冷蔵庫の音がうるさい

きみのおどけた声はもうきけない

きみのユーモアを覚えておこう

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Tags: キタニタツヤ

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