悲しみや憂いが終わってしまえば
貴方の欠片も無くなってしまう
ふらふら意味もなく歩いてるのは
動かないと何かが壊れそうで
代わりのない変わりもしない帰る場所には
いつでも当たり前のように貴方が
居たから今更わかんないよ、これから
心が満ちてく形を変えながら
貴方のいないここでも貴方を想う
それだけでまだ一緒に居られる
明日の朝にはちゃんといつも通りに
それまですこしこのまま貴方を想う
全てを投げ出していたい
ぼんやり明けてくこの時間が
彼方に消えても思い出せるか
うだうだしてる間に朝が見えて
知らないフリしてるただ目を閉じてる
触れもしない触りもしない一番近くの
自分の心に手を伸ばして
触れたら、わかるか、悲しみの感触
心が覚えてるいつかの温もりを
貴方が引いた手を取り歩いてたの
柔らかい風の中ただ
幼い微熱が頭を叩いて身体も心も揺らす
駄目だとわかっているけどそれでも頭をよぎる
心と心で繋いだこの手を離さないように
大丈夫、離さない、これから
心が満ちてく貴方を思いながら
静かな夜はこれから思い出すから
これからも側に居てほしい