何度も振り向いて 首を傾げ手を振るよ
二度と逢えない人になるから
白い夏のシャツが 瞳(め)にしみる
これ以上 幸せはないと 知ってるのと
昨夜(ゆうべ) 僕の背中抱いて言った
あなたの微笑みは あなたの涙だね
誰かと愛を誓ったのなら 話してくれよ
あなたは年上で あなたは優しくて
いつでも僕を傷つけないね
海辺の夕暮れに 風に騒ぐ 蝉時雨(せみしぐれ)
最後の夜と決めていたのか 夢を見てるように微笑んで
ねえどんな人と幸せになりたいのと
僕に訊いた 甘い甘い声で
あなたの微笑みは あなたの涙だと
心が痛いくらいに知った 哀しいひとさ
海岸線沿いに 灯りが点ってく
あなたの影が遠去かってく
これ以上 幸せはないと 知ってるのと
昨夜(ゆうべ) 僕の背中抱いて言った
あなたの微笑みは あなたの涙だね
誰かと愛を誓ったのなら 話してくれよ
あなたは年上で あなたは優しくて
いつでも僕を傷つけないね