花火が夜を照らした
また来年も君といられるかな
(3、2、1、はい!)
積み上げた思い出 ページめくれば
光る日常がきらり
何度目の花火も あの頃みたい
簡単に 胸躍って
「がんばろう」だなんて小さな言葉でも
君の言葉が未来を見せて
大事な日も
くだらない日も
同じ歴史を
歩いて来れた
今年も また隣で 空に咲く花
大きな音 僕ら目を合わせて
はしゃぐ君の その笑顔に
目を奪われちゃってどうしよう
伝えたい 好きの気持ちを
毎日が 全部が
うまくいくとか そんなことなかったけど
君の 知りたい 景色をその 近くでさ
同じ気持ちで 見続けた だから
向かい風も
ガタガタ道も
手を繋いだら
すぐって知ってる
目に閉じ込めたい景色
空より眩しい君の顔と
全てが愛おしくて 胸の鼓動まだ止まずに
花火の音も 周りの声も
もう遠くて わからない
「隣で幸せ知って」
「隣で涙堪えて」
「たまには道に迷って」
「でも楽しくて」
「隣でずっと未来も」
「隣でこの景色を」
聞こえないように呟いた
何度目の大花火 釘付けになる
その横顔 ずっと宝物だって
照れくさくて言えなかった
花火の音に掻き消されるよに
ただそっと そっと声にした
「愛してる」
ずっと君の隣で