君がいること以外
いつも通りの世界を染めていく雨に
震える声と両耳に当てた手のひら
そっと光に溶けた
限られた時間の中
私は今幸せなのか自問している
雨が降り始めてから気づく忘れ物もあるよ
全てが厭になるそんな日もある
哀だ哀だ
この世界は哀で満ち溢れている
そんな気がして
ふたりまた雨が止むのを待とう
君がいること以外
いつも通りの世界でもいいから
言葉だけじゃなくて
心で触れ合えたらいいの
雨が降り始めてから気づく忘れ物もあるよ
全てが厭になるそんな日もある
哀だ哀だ
この世界は哀で満ち溢れている
そんな気がして
ふたりきりの夜
雨が私を迎えにくるその時まで
触れて揺れてふたりまた会える
掛け違えてもそばにいて
やるせない想いも
優しく雨が流すから
どうかどうかこのままで
忘れない夜
ひとつ屋根の下で