未熟な夢を抱きながら 荒野を駆け抜けた日々
汗に濡れた群青シャツに 夢を問いかけた日々
つかんだ泥に咲いた花、名前も調べなかった
指についた土の匂いが どこか懐かしかった
街の風貌(かたち)も空の広さも
きっとかわってゆくけれど 僕はあの頃のまま
青春は今でもかがやいている
かたときも離さなかった 夢と遊びながら
悔やんでばかりの人生、涙も枯れ果てたけど
何度だって立ち上がるのさ 一輪の花のように
雨に濡れても、誰に負けても
誇らしげにそびえ立った あの日の花のように
新しい時代にはばたいてゆく
傷だらけの翼ひろげ、夢を運んでゆく
歩んだ道を振り向けば、彷徨う僕がいるだろう
声のかぎり伝えたいんだ “きみは一人じゃない”と
ハバタク自由に ハバタクこの空を ともに