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Lyrics365 > 吉澤嘉代子 > メモリー

メモリー

"メモリー" Lyrics by 吉澤嘉代子

鞄の中にお菓子と大好きな本を仕舞って

お喋りな兎を抱いて秘密の旅に出るの

欅道を抜けると彼方には白小鳩

ジオラマの街を飛ぶ小さな魔女だった

たった一つの思い出を守り続けて生きていける

やさしい涙が流れてやがて運河に繋がるように

やっと見つけるの

わたしのほんとうの名前を

瞼をとじたら今日を忘れてしまうのかな

寂しいときの魔法も要らなくなるのかな

桜草が揺れると瞬いた緑小灰蝶

果てのない箱庭に最後の季節が来た

たった一つの思い出を守り続けて生きていける

つめたい光が注いでやがて森羅に繋がるように

やっと見つけるの

わたしのほんとうの名前を

たった一つの約束を唱え続けて生きていける

霞がかった架け橋がいま故郷に繋がるように

やっと見つけたの

わたしのほんとうの名前を

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Tags: 吉澤嘉代子

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