星も見えない夜に
私の両手は両目を隠した
「どうしてこの場に及んで」
ここは天国でも地獄でもないのに
あなたの心に触れるならば
確かなことなど意味がないんだ
愛のある言葉 さよならの欠片
使わず古された
靴擦れ宇宙彷徨って辿り着かない
騒ぎ疲れて己に酔って
野次馬息絶えるんだ
流れないあなたの流行になりたい
おかしいことばかりなんだ
幸せも辛さも降りかかるべきだ
満ちた優越感よ
「ここは天国じゃない地獄でもありません」
あなたの心に触れるならば
確かなことなど意味がないんだ
いつかも知らず今かもしれず
誰もが息絶えるんだ
消えないあなたの瞬きになりたい
愛のある言葉 抜けたて睫毛
使えず捨てられた
さしずめ宇宙血迷って毒白した
騒ぎ疲れて己に酔って
野次馬息絶えるんだ
流れないあなたの流行になりたい
止まらないあなたのときめきになりたい