すでに凍えた羽のない孤独が今もまだ
息をしてる 脈打ってる 音がしてるの
結局一人でここまで来た たどり着いた
本当は人の繋がりなんてわからないで生き埋めだ
誰にも知られず
涙は流れず凍る 手指も動かず人を探している
弱々しい轍を消して過ぎ去った嵐
きっとあなたにもわかる 連絡手段は皆無
枯れてゆく命は崩れて溢れる
呼ぶ声ひとつも届かないで
過ぎてゆく誰も彼もが
足を止めない 目もくれないで行く
冷えていく体を庇いながら
消えてゆく淡いあかり
誰も来なくても最後まで燃えている
ぼんやり映る天井
それを覆う蛍光灯
全部崩れ落ちても
それはそれで構わないわ
全てがくだらなくて
俺は俺でしかないと歩いた
そんな心を裏切るような後悔
今はない あなたがいなきゃ
いつの間にかそんなことに気づいた
もしこの声が届くならそばにいて欲しい
助けのひとつも叫べなくて
枯れてゆく手先 心を
誰も見てない 気に留めないで行く
凍える体を庇いながら
消えてゆく淡いあかり
手を伸ばす人を最後まで待っている
必死に守った 抱いた
たったひとつはいつしか壊れるか腐る
拭う涙 慰めがあればよかった
すでに凍えた羽のない孤独は今もまだ
息をしてる 脈打ってる 音がしてるの
呼ぶ声ひとつも届かないで
過ぎてゆく誰も彼もが
足を止めない 目もくれないで行く
冷えていく体を庇いながら
消えてゆく淡いあかり
誰も来なくても あなたがいなくても