変わらないこと
描き出すように
フィルムに仕舞込んで
忘れない、未だ
忘れない、けれど
続きを見れますように
知らないほど
うつくしいこと
いつかは解りきって
仕舞えば、唯
慈しい儘、
月を穢すのでしょう。
いつまでも愛憎劣等成長真最中
こころは瞬いて
小夜中に躍って
エンドロールに貴方を呼ぶのでしょう。
いつか忘れ去って
言葉が消えゆく迄
踊れ!雑踏と街の、ずっと消えない劣等。
「」
声が枯れるように
ひかりを唄う迄、ずっと
彼の月光と、掻鳴らす愛のフィクション。