拝啓　元気にしていますか　僕の最愛の人よ
この声はちゃんと貴方に聞こえているでしょうか
喜びや悲しみ　怒りや憎しみの感情は
貴方の場所でもまだ意味のあるものでしょうか
いつか貴方が見つけてくれるように
アンドロイドに夢に託そう
どうしようもなく心が動き出す
震えている指先でそっと「今」を確かめて
どうしようもなく貴方を想っている
この気持ち消えないでいて
いつかすべての氷が溶けて　すべての緑が燃えて
何もかもが沈んでしまうかもしれないね
過去を知り未来を想う　それが今を生きることだ
ちっぽけで弱虫で　それが僕らの命だ
それでも貴方が見つけてくれたなら
アンドロイドは夢から覚める
どうしようもなく心が動き出す
名前もない感情にずっと惑わされ始める
どうしようもなく貴方を想っている
この声が届くように
どうしようもなく心は旅をする
新しい感情のシグナル　貴方に伝えよう
何千年もの時を越えても
貴方に届くように
アンドロイドが夢から覚める
どうしようもなく心が動き出す
名前もない感情をずっと追いかけている
どうしようもなく貴方を想っている
言葉を紡いでゆく
この途方もない物語の先に何があるの
僕ら何を選んで成しただろう
何千年もの時を越えても
貴方に届くように