上手くいかないことばかりで
刻一刻 流浪の渦へ
「やり続けることが偉い」と
僕らは縛られている
もう一回、そう、もう一回だって
もう一回、そう、もう一回だって
“もう一回”って何回あるんだっけ？なぁ？
理屈じゃないものってあるよな
口に出せなくて泣いていた
出口のない螺旋に終止符を打ち 止まる
僕は立つ ここに立つ
終わりにする事が
すべて悪いワケじゃない
許せるように
進めるように
OVER
身体のどこか 頭の中か
“自分”がいるとするなら
他人(だれか)に決められていく役割は
どこまで“自分”なんだろうか？
もう一回、そう、もう一回だって
もう一回、そう、もう一回だって
“もう一回”って何回あるんだっけな
名前のない存在(モノ)でいたいよ
やたら縛りたがる世界だ
行き交う人波に抗いつつ 抉る
僕は立つ ここに立つ
世論の砂塵に
いつか埋もれる前に
壊せるように
救えるように
OVER
立ち止まるから 見える景色がある
立ち止まるから 超えられる壁がある
立ち止まるから また走れる日がくる
立ち止まるから 気付ける自分がある
“もっと解りたかった”
“だけど解れなかった”
そんな日々繰り返して
あの日さえ踏み越えて
出口のない螺旋に終止符を打ち 止まる
僕は立つ ここに立つ
無限の可能性よ どうか
在るべき場所へ
気付けるように
進めるように
OVER