夢煩い
誰かが笑ってた 遠い眠りの向こう 記憶の海にだけ 綻ぶ情景 触れたくて眩んだ 借り物の人生で 未来を望むほど この手をすり抜ける 真実は、今さら 冷たく 揺らめいて 両手に抱いて ああ 欠けた月のロンド その静けさに 漂っていたい 今は眠って 琥珀の夢の跡 また 罪さえ忘れて その曖昧な輪郭は 悲しみだった 待ち人は宵のミステリー 偽りを嗤えど ワンダーランド 壊してしまえば もう戻れない それでもいい 地獄へと 誘って まだ、酩酊 両手の愛が 紛い物でも ...
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