Tag: 白雪千夜(関口理咲)

Clock Hands

進んで行く時間の速さが 大事なものをまた奪ってゆく 変わる季節、変わらない世界 眩しい日差しも昨日のままだった 音を立てて刻む秒針を 止めることができるのなら 明日など来なくていい 失くして求めなくなって止まった 日々はいつしかモノクロになってしまった 深くに閉ざされたこの世界の中で 輝く光 何故か手を伸ばしていた 霞んでいる景色で色褪せない 小さく輝くその灯火は この世界に色を付けていった 灯りに触れてるそれだけでよかった 静かに落ちてゆく砂時計 零れてゆく砂と同じ 前を見ても失くすだけ 意味がない一人きりじゃ価値もない ...

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