Tag: 矢作萌夏

いまうたうこの歌

白いカーテンから差し込む月明かり 照らされた僕ら 月が沈むまで語ったあの夜に 約束した夢をまだ憶えているかな 周りと違って「口先だけだ」なんて言わずに 約束したからには それはそれは毎日頑張って 夢を掴むこと最優先にして こうしてこうしてこのステージで 君のための歌、うたってるよ いま、君にこの歌届いていますか 元気にしていますか 僕の心と頭の中の君の姿 まだ引き出しに入ってるよ あの時君の夢は未だはっきりしていなくて 二人でいることが夢だなんて笑ったりしてさ すれ違い泣いて大人に近づくたび 離れていく僕ら さようならの言葉も無いほどに 不器用な僕だからさ 両手いっぱいに抱えた想いを メロディーに頼ってしか伝えることができない ...

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水平線

見えない水平線を 君とまだ探している ただ歩いている 何処かに紛ってしまったよな 愚かでバカな傷に 新たな風が吹き込んで 顔をあげて 手を振る君が居た 変わりゆく日々 変わらないもの 変わりゆけ 嗚呼 見えない水平線を 空色にこの手で描こう むしゃくしゃ滲んでいい 私色で描く私の地球 笑われてもいい 揶揄われてもいいよ そのままで居よう 君となら凛と胸を張れる 一面に広がる空に ...

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満たされない

「あの頃に戻れるなら」 とか思わなかった時代に 戻れるなら戻りたいわ 君に嘘をつかずにいられるかも 満たされないの 雲に紛れた三日月のように 満たされないの 泥に溶け込む白雪のよう 満たされちゃったら あたしどうなるかわかんなくなっちゃったな 君の愛情に交われない あの頃に恋をしてるの 呼んだらすぐ会えるくらいの 軽い関係性でよかったわ 甘ったるいケーキを 一口齧った 満たされないわ 誰の隣で朝目覚めても 満たされないわ 誰の隣でもてはやされても ...

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18歳のわたしへ

18歳のわたしへ 18歳のわたしへ 無邪気さは責任に押し潰され 気づいたら大人になっているものなのです。 今の貴方は今が賞味期限なの あの子は大学生 あの子はお嫁さん わたしは何になるの? 貴方のなりたいように、 愛して欲しいのです。 信じて欲しいのです。 恋して欲しいのです。 18歳のわたしへ 18歳のわたしへ 無理に合わせなくていいのです。 画面の中のきらきらは作り物だからね 泣いた夜を隠したっていい 笑えない過去を隠したらいい 意外にもこの世界というものは 嘘つくヒーローが世界を救っている ...

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死に花に、生命を

宇宙の果ては何処にある? 日曜日も八月も誰が決めた? 命は誰が作ったの? 僕らはいつも答えばかり捜している 夢に見たもの全て 押して押し付けられ 戦争が起こるのだろう 死に花に、水をやる 忘れることは無い全人類よ 雷名を轟かす 人にはなれなかった後の祭りでも 生きることに意味があること 愛があること 届いて欲しい 疲れ果てたこころを抱いて 繋ぎ合って来世を描く 薄っぺらなこの手のひらじゃ 掴めないと思い込む無力な人 哀しみのゆえ その肌に 何色の何本の傷をつけるの?ねぇ 夢は悪いものじゃない ...

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わたしごっこ

朝から調子いい 起きてすぐフルーツパーティ 鼻につくスパイシーなディフューザー New Balance履いて低身長な君とバカンス 低気圧湿気対策髪はアップ ヘッドフォンから流れるのはリファレンス 待ち合わせ場所 君に気付いてないふりをする 仰せのままに ひとりごっこ 騙し騙される わたしごっこ中 朝から調子いい 一人休みはミュージック 88鍵奏でるシンセサイザー 猫撫で声に萌えちゃって曲にサンプリング 低糖質チョコレート舐めて気分はアップ ヘッドフォンから流れるのはリファレンス うとうとしちゃう 夕暮れのチャイムではっと起きる 仰せのままに ひとりごっこ ...

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