Tag: 終活クラブ

春の匂い つらつらと妄想を B4の心では収まりきらない やんぬるかな 書き順もよく知らない 恋をノートに書く その時いつも君の顔が ふっと浮かぶ あのやたらめったら暗い夜も なぜか悪い朝の占いも 君が登場するための伏線だったのか! またも立ちはだかる困難とか いきなりやってくる夕立とか 君が笑うと不思議にも すっと謎が解けていく 君がくれた手紙や 繋いだ手のその温度を これからずっと ぼくのものだって思いたいんだ わかるだろうか! 上手に包めないけど ...

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君だったら

君だったら 青春の全てが君だったら 叶わない未来が君だったら 本当に 本当に 忘れてた振りして 思い出してみたくなった 帰り道 あくびの夕暮れ コートに隠せるくらいの 手頃な大きさの恋を ちらつかせて歩いた 宇宙旅行にいつか行けたら 君も来てくれないかな 指切りしただけでいつかは あちらの方から 来てくれると信じてた未来 君だったら 青春の全てが君だったら 塗り重ねた青が君だったら 本当に 本当に 忘れないから ...

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マイ魔法陣を囲むダンス

ニヤッと笑う蜃気楼の中 ペカっとふらふらにおでましだ 宇宙の侵略企む的な感じ? 「マイ魔法陣で踊りませんか?」 絶対関わっちゃダメ でも興味が勝った 壮大な割に無計画 何はともあれ 現場に集合系で 報酬は世界の半分を 意味わかってる風 意味わかってない それでもなんらかの革命起こすぜ 魔法陣を囲むダンス 全然うまくいかないけど 「ようやくうまくいった」 「あーダメだった」繰り返し 世界半分こに! そりゃもう 超絶ダサいダンスだよ ...

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せいのく

この年までに死のうと思った 年までに死ねなかった ほとんど自分のような 誰かを心で笑ってしまった 使えるかもわかんない 生きる権利をまた金で買った 夏の匂いがする 嫌だな 上手に生きる奴の 裏側をいつも心に描いて ヘラヘラ笑うぼくは 笑えるくらいに偽物だった 嫌いなもんがずっと 増え続けていくだけな気がした ああ 嫌だな 嫌だよ 大嫌いだ 大嫌いだよ 周りに合わせて笑うお前が 大嫌いだ 大嫌いだよ ぼくを嫌いになっていく 大嫌いだ 大嫌いだよ でも許されたい ...

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ハイパー005

とりえがひとつもない 頭もまあよくない あんまり気は利かないし お金もほとんどない おいしいもの食べたい 自分にだいぶ甘い 片付けも得意じゃないし 探し物はまだ見つかんない それでも ハイパー ハイパー ウルトラ超特急で 君が泣いている街まで ひとっとび 超ハイパー ハイパー ウルトラ笑うまで どうにかしたげる お金持ちになりたい 楽して生きていたい 12時間ぐらい寝たい できるなら起きたくない ...

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