Tag: はやぶさ

港町かくれんぼ

探さないでと 電話の向こう 汽笛の響きと 重なった 胸に浮かんだ 景色は遥か ふたりの想い出 海の街 白いフェリーに 飛び乗った おまえを探しに 港町 そばにいるのに あなたが遠い おまえの言葉が 胸を突く 長い髪した 女がひとり 寂し気だったと 釣り人が せめて詫びたい 抱きしめて ひと足違いの 港町 お前いなけりゃ 明日(あす)などないさ あの日の神社で 祈るのさ 書いたばかりの 見慣れた文字で 「愛していたわ」と 絵馬ひとつ うわさ辿って 後を追う 逢えそうで逢えない 港町

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夜霧のセレナーデ

涙を散らせた 港のあかり 水面(みなも)に揺れてる 女心よ 行ってしまうと 知りながら あなたに抱かれて 夢を見た さよなら さよなら 夜霧のセレナーデ あなたと出逢った 酒場のあかり 淋しさ重ねた せつない恋よ いつか会えると 言いながら グラスに浮かべる ため息は さよなら さよなら 夜霧のセレナーデ あなたが灯(とも)した 心のあかり 焦がれてみたって 夜咲く薔薇よ 潤むライトの ベイエリア 今夜は霧笛も むせび泣く さよなら さよなら 夜霧のセレナーデ

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君は心の妻だから

愛しながらも 運命(さだめ)に敗けて 別れたけれど 心はひとつ ぼくの小指を くちにくわえて 涙ぐんでた君よ ああ 今でも愛している 君は心の妻だから めぐり逢えたら はなしはしない 二人といない やさしい人よ 君のうなじの あのぬくもりが 忘れられない 今日も ああ 思えば涙が出る 君は心の妻だから 強く生きるよ 生きてることが いつかは君に 幸せ運ぶ ぼくにすがって 胸をたたいて きっと泣くだろ君は ああ その日を夢見ている 君は心の妻だから

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江の島ルンバ

鯛や平目が舞い踊る 竜宮城が駅だった 片瀬の浜に寄せる波 夕陽に染まる海の色 そぼ降る雨に打たれつつ 江の島大橋歩いてく お土産屋さんが続く道 貴方と買った貝細工 いつかきっと上手くゆく 未来を信じたい二人なの あ~ぁ あ~ぁ 江の島 江の島 江の島に火が灯る 声には出さずに祈ったの これから二人の幸せを 弁天様にはとどくはず 貴方の夢と才能が 優しいけれど粘り腰 信じてくれてる君だから 愚痴も喧嘩もいいんだよ 分かり合える為だから ...

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いのち七福宝船

島かげ染めて 朝陽が昇る 水平線から 幕があく 凛(りん)と毘沙門 笑顔の布袋 金の小槌(こづち)の 大黒天 何処(いづこ)へ行こう 彼方(かなた)へ行こう いのち いのち いのち燦(きら)めく 宝船 日和(ひより)もあれば 嵐もあるさ この世は瞬(まばた)き 七変化 めでためでたの 円満長寿 招く福禄寿(ふくろく) 寿老人 心が弾む いのちが弾む 空で 空で 空でカモメも 音頭とる 波また波の 人生だけど 必ずあるのさ 花道は 恵比寿踊れば 弁天唄う みんな陽気な 守り神 明日(あした)へ挑む 明るく挑む 帆かけ 帆かけ 帆かけ虹かけ 宝船

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