Tag: フラワーカンパニーズ

アイデンティティ

自分が自分であるということは 自分が他人でないということ 他人が自分でないということは 他人は他人のままということ そもそも自分は自分である? 自分が自分であるって何? 「他人と関わりあうことで 自分で自分を認識すること」 他人がいなけりゃ自分はない? 他人がいなけりゃ自分じゃない? 俺 僕 私 I 君 あなた お前 YOU アイデンティティ (アイデンティティ) 愛 and 慈悲 (アイデンティティ) アイデンティティ (アイデンティティ) ナイト and シティ ...

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アメジスト

追いかけっこはもう やめにしないか 右車線は お先にどうぞ ローギアで這うように 通り雨待つように 酢こんぶを少々 舐めながら 指切りしたこと 忘れてたよ 北風に乗って 遠くまで 変わったところも 変わらないところも 今があるから 許せるんだ 言えなかった言葉なら 言えないまんまで 炊き立てのご飯の湯気の下で 僕らはまた 笑いながら汚しあう 愛の意味も知らないまま 君が暮らした 街へ行こうよ 聞かせてよ 覚えてること どんな色した 花が咲いて どんな声で 鳥が鳴くの? それぞれの秘密なら それぞれの歌へ 挽きたてのコーヒーの匂いが消えて 裸足の朝 夢の中へ帰ってゆく 愛の意味を知らないまま ...

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ラー・ブルース

がんばりました 先週いっぱいは おやすみなさい 今日の肉体 神経とソウル おつかれさま 今日の後悔 人生とRoll 想い出すのは 遠い夏の日 がんばりますか 今週いっぱいも 丸いちゃぶ台 おちょこの中 君の面影 今でもまだ どこかでまだ 暮らしてるような 夢の狭間に ブラウスひらり がんばりますか 今週いっぱいも 逃げきれないのは 泥棒だけ 頭を隠して 尻隠さず くみ取れないのは 気持ちだけ 憎みきれないのは 誰だっけ? 折り返す日々 蒸し返す四季 振り返る君 永遠に同じ がんばりますか 今週いっぱいも がんばりますか 今月いっぱいも がんばれますか 今年いっぱいも

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疑問符の歌

どうして空は大きいの? 小さかったら見上げられない どうして空は青いの? 赤かったら目がチカチカする どうして海はしょっぱいの? 甘いと犬が飲み干しちゃう どうして星はきれいなの? 君の心がきれいだから どうして地球はまあるいの? 四角だったら落っこちちゃう どうして夜は暗いの? おばけの居場所もなくっちゃね どうして子供はすぐ泣くの? 大人も隠れて泣いてんだ 夕焼けはどこに行くんだろう? 明日を迎えにいくんだ 忘れないで そんな気持ちになったこと いつか忘れたって またきっと思い出すから どうして人は死ぬんだろう? 犬も猫も死ぬでしょ どうして死んじゃいけないの? 悲しむ人がきっといる どうして僕は寂しいの? 大切な人ができたんだ どうして子犬はかわいいの? 君も昔はかわいかったんだ どうして夢を見るんだろう? 現実だけだと味気ない どうして恋をするんだろう? 自分ばかりじゃ飽きるでしょ どうして大人になるんだろう? ならない人も増えてるよ どうして僕は生きてるの? 今から探しに出かけよう 忘れないで そんな気持ちになったこと ねぇ 忘れないで そんな気持ちがあった日々 ...

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少年卓球

モスグリーンの卓球台の上 スリースターの白球を持って 心と心のラリー 今日も始めようピンポン 真赤なラバーを貼って ラケットはペンかシェークハンド ナイロンのネットの上に アーチを描くよピンポン 言葉よりも 信じられた 青春のピンポン 勝ち負けはどうだっていいんだ そんなちっぽけじゃないんだ 心のコミュニケーション ずっと続けようピンポン 今でもまだ 信じている 老いたってピンポン 打ち返してもっと 打ち返してもっと 打ち返してもっと 打ち続けてずっと 打ち負かすんじゃないよ 打ち負かすんじゃないよ 打ち合い続けて 打ち解けるまで もういっちょピンポン モスグリーンの卓球台は 瞬間と永遠のクロスロード 心と心のラリー ずっと終わらないピンポン 明日もまた 忘れないで もっともっとピンポン ピンポン やろうぜ ピンポン ...

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モノローグでもの申す

黄昏時久しぶりに 土手の上に寝転んで 野球少年 ジョギングランナー 若いアベック 川の匂い ホロロロン 空はどうして ホロロロン 赤くなるんだろう ホロロロン 霜焼けなのかな 不真面目に生きたくはないけれど 真面目すぎるのもどうなの? 不純な気持ちだけじゃ困るけど 純粋過ぎるのはどうだよ? どうだよ? 座り込んだ老いたチワワ おばあさんが抱きあげる 羽田へと帰るジェット いつかきっと出会えるね ホロロロン 明日からはちょっと ホロロロン がんばれるかも ホロロロン つぶやいてみたのさ 不便な暮らしはごめんだけど 便利過ぎるのもどうなの? 無駄なことばかりじゃ萎えるけど 無駄がなくなるのはどうだよ? どうだよ? ホロロロン 負けたくはないな ホロロロン 勝ちたくもないんだ ...

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I & You & He & She

涙の味は海の味 血液は鉄の味 チェルシーは誰の味? 口づけならば愛の昧 犬の鼻も同じ 猫の額もきっと 人と人との境目が 2mmの肌の厚さなら I my I my I my me You your You your You your you ...

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ミント

気が利かないところばかりだけど 悪い奴じゃない いい奴でもないか わかっているんだ 今日もよくなかった 一言多くて 二言足りない 頭を冷やして帰るから 君の好きなアイスなんだっけな どうか少しだけ笑って つまりその何だ そばにいて 三枚目の奴だと思われてるけど 本当は二枚目 きっと誰でもそう わかってるつもり 自分の役どころ でもたまに忘れる ついつい忘れちゃう 赤いタコの公園のトイレに 新しいツバメの巣ができたよ こんな話をまたしませんか? つまりそのもっと そばにきて 「口に出して伝えてくれなきゃ 伝わらないことがあるでしょ」 昔 母さんが父さんに言ってたっけ つまりそのずっと そばにいて ...

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星のブルペン

古い本に挟まれた 押し花のスミレの色 アクリル絵の具じゃでない 絶妙なくすみ方 どれだけの瞬間を くぐり抜けてきたんだろう サイレンをとりまく炎 消火栓の水しぶき ジョン・べルーシが歌うのは 砂場の中に光る太陽 かさついた唇の赤 踊れない少年の朝 騒がしい季節を過ぎ ナイロンジャケットの袖を通す 吐く息のあたたかさで 君を溶かしてしまいたい ここはきっと 銀河の果て 広い宇宙の 裸の声 日々を織りなすリズム 月の灯りとプリズム 冷めたコーヒーを飲んで 記憶の彼方へと 何度も生まれては死ぬ ピアノの部屋と赤いバイエル ラミダスのあご ルーシーの足 悠久の時のそば 悠久の時の空 ここはきっと 銀河の果て 広い宇宙の 裸の声 僕らきっと 銀河の汗 暗い宇宙の 真綿の夢 広い宇宙の 真綿の夢

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愛の間の間

考えなくちゃわからない 考えすぎてわからない わからないのがわからない わからないのかわからない 右も左も変わらない? 正義も悪も変わらない? 嘘も本当も変わらない? 夢も現も変わらない? 世界と私の間には 何が流れてるの? 悲劇と喜劇を繋ぐものを 愛というのならば ラララ 君のことがわからない 他人のことがわからない 自分のこともわからない わかるようでわからない 心と体の間には 何が流れてるの? 一人と二人を繋ぐものを 愛というのならば ラララ 出会いと別れの間には 何が流れてるの? あの世とこの世を繋ぐものを 愛というのならば ラララ 考えなくちゃわからない 考えすぎちゃわからない ...

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ラッコ!ラッコ!ラッコ!

ラッコ ラッコ ラッコ ラッコ プカプカプーカ プーカプーカ プカプカプーカ プーカプーカ プカプカプーカ プーカプーカ プカプカプーカ プーカプー 食べたいものだけ ひたすら食べて寝る 今を明日を生き抜くため 正しい哺乳類 ラッコ ラッコ ラッコ ラッコ スヤスヤスーヤ スーヤスーヤ スヤスヤスーヤ スーヤスーヤ スヤスヤスーヤ スーヤスーヤ スヤスヤスーヤ スー 傷つけられても 傷つけ返さない 今を明日を生き抜いてく 正しい哺乳類 強くはなくても したたかな命 今を明日へ繋げていけ やさしい哺乳類 ラッコ ラッコ ラッコ ラッコ

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