Tag: ポルノグラフィティ

言伝 ―ことづて―

「明日が来る」 それがいつも嬉しいとは限らない そんな街に 電車は走った 8月6日のわずか3日後に 広島の街へと響き渡ったのは 一番電車の発車のベル 夜明けを待っていたの 悲しみの最中の人々のもとには どんなふうに届いたでしょう 思いを巡らすだけ 会いたい人がいるならそこまで 乗っていけばいい 切符はいらないから 車窓の外に見える時代は移り変わる 祈りはいつも遠い日の空に続くのだろう 走っていけ 一番電車よ 人がつなぐ夢のその先へ 私たちの胸に預かっているもの 未来への言伝 たとえ小さな声だとしても決して無力じゃないの 宇宙から見下ろしたら 今この瞬間さえ 世界のあちこちでまた火花が飛び散っている 旅は途中 一番電車よ ...

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ヴィヴァーチェ

パントマイムの壁の中に 囚われたのはキミ 二の足を踏む音がノイジー 耳を覆ってる 解放の合図 知らせるのは誰だ?首を振って探す キミ自身で心躍る音を鳴らせ 自分だけに届けたら良い 限界まで熱くヴィヴァーチェ 昂る鼓動が奏でるメロディ 曇り空でも 晴れやか 歌え 誰かと寄り添っているほうが 安心なんだろう なら誰かと足を引っ張り合っても 泣き言を言うな 抜け出す術は 思っているよりもシンプルなものだ キミの立ち位置を少しズラしてみたら 目の前は広くなるでしょう ...

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