Tag: リュックと添い寝ごはん

灯火

心の中の灯火 そっと光ってるから 明け方5時半の路地 孤独を抱えていた 潰れた空き缶を蹴り 家路につくのさ 何者でもない僕だけど孤独を手にした 何者にでもなれる日々が続いている 輝きの中にポツリ ひとりで涙を浮かばせても 心の中の灯火 そっと光っているから 目覚めの大人たちから 冷たい視線を浴び まるで悪者のように ひとりにするのさ 人は誰もが孤独の中 重なり合うから 木洩れ日の中すれ違って 手を握った 泣きたいときは言葉が出ない 死けた ため息に混ざる ...

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タイムマシン

夢の果てを描く僕らは 大海原を見渡し 辿り着いた桃源郷から 再会を歌うから手は離さないでね 時に折れた 心と向き合ったあの日を 愛していたくて 信じていたくて 最高速で飛び出して 心拍の音までも置いてきた 今日が今日であるのは 走り続けたから タイムマシンに飛び乗って 未来を抱擁していたくて 今を生きるのさ 風任せでもいい 何もわからないの詰めものは ひらめきの宝箱で 夢を求む 痛みこそが 自由への鍵になる 希望の鍵になる 夢は夢の中で見たいわけじゃない 今日が夢のかけらだと 信じているから 果てしなく続くこの世で 僕は何を残せているんだ ...

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ネットルーザー

諸行無常 この世は変わり続けるものですよね わかってます わかってるんだけどさ 誰でも彼でも人を簡単に奈落へ落とす 時代は変わらないままで ただただのらりくらり 彷徨う ならず者に 心を奪われぬように ネット社会なんてさ 今や偏見と憎悪で渋滞してる 気が狂ったような奴ばかり 所詮希望もないまま 人にまとい付くハエのよう 白けた文明開花の中 心から溢れた想いのままにゆく 僕はゆく 荒んだ愛のない世界で 目の前の愛辿れ 人はみないつでも 貶し憎み合う生き物 美しい瞬間を僕はこれからも抱きしめたい スタイルは風まかせ そしてアイデンティティをなくして 流行り廃りに飲み込まれていく 血も涙もない これが AI と共存ってことなの? 僕の知る愛は何処なの? ...

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