Tag: 中川京美

女の流転

胸をさすよな 世間の視線 つらい北国 地吹雪よ 人のうわさも 七十五日 あなた一緒の 道連れに 流れて女の 女の流転 風の痛さが 肌までしみる 夢もかじかむ 宿つらら 苦労にじんだ あなたの背(せ)なに そっと手をかす 思いやり 流れて女の 女の流転 いつか根雪に 薄日がさして 溶けりゃ来る春 北の春 日向みたいな やさしい胸で 二人寄り添い うれし泣き 流れて女の 女の流転

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人生の春

ハァ~村(さと)で出逢って 幾年か あなたあっての 今日がある 男にするため わたしは賭けた 桜咲くころ 可愛い孫と 宝ものよと ソレソレソレ シャンシャンシャン ソレ シャンシャンシャン 戯れる ハァ~過去にさよなら した街の 昭和暮らしが 懐かしい 子どもが巣立った さびしいふたり 留守のまもりは わたしの役目 どうぞ任せて ソレソレソレ シャンシャンシャン ソレ シャンシャンシャン 待雪草(まつゆきそう) ハァ~憂(うれ)い苦労が あったとて 避けて通れぬ ふたり道 明日があるから 希望(のぞみ)をつなぐ 永遠(とわ)のしあわせ もらった命 強く生きてく ソレソレソレ シャンシャンシャン ソレ シャンシャンシャン 福寿草

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