Tag: 僕が見たかった青空

視線のラブレター

それが青春 長い廊下 その途中で 何度 君とすれ違った 僕は目を合わせられずに なぜだろう いつも走り出したっけ 一個上の先輩だと 友達から聞かされた 叶うわけがないじゃないか 高嶺の恋だよ 僕は君が好きだけれど 君は僕を知らないはずだ 話しかけてみたいけれど 迷惑掛けたくないから 僕は遠くで見守るだけで 満足なんだ それが恋だ 誰かの眼差(まなざ)し ふと感じたなら 視線のラブレター 無視して欲しい 好きになっちゃってごめんね 謝りたくなってしまうよ 体育館でバスケットボール ...

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青春の旅人よ

ほら どこからか 聴こえるよ 鳥たちが交わす鳴き声 新緑の木々は揺れ 希望が羽ばたいて行く 僕はずっと思ってた 何か始めなきゃって… そうさ 自分の足で 歩き出すタイミング 見たかった夢の景色は 遥か遠く見えているのに 地図がないからわからない それでも 迷いながら行くんだ しょうがないさ 遠回りでもいい 青春の旅人よ どこへ向かってるのか? いくつもの山を越え 谷を渡って進む ああ若き旅人よ 何を糧にすればいい ...

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臆病なカラス

ビルとビルの片隅に 真っ黒な影が見下ろす 目と目を合わさないように 人は俯き 通り過ぎて行く 鋭い嘴は 隠しているのか? 飼い慣らされない 孤独の正義 群れることもなく たった一人きりで 世界の欺瞞を叫ぼうか 臆病なカラスは鳴くのをやめる 自分の声に驚いて… 言葉の重さに 気づいたのだろう じっとここに止まったまま 真実を 語らず 黙っていよう どこで休み どこで寝る? 四六時中 電線の上 ...

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キッシュ・ラブ

麻布台で待ち合わせしようなんて 何だか僕は恥ずかしいよ オシャレな人たちばかり すれ違って 打ちのめされる 展望台の窓から見下ろす街 ジオラマみたいで面白い でも僕は 本当は 高所恐怖症 足がすくむ 君はあちこち ショップ巡り 一度目じゃない 慣れた感じだね 一人 置いていかれないように 僕はピッタリついて 迷子にならないように歩いてる あのキッシュ 君は誰と食べるつもりなの? さっきそこのカフェで買った ほうれん草とチーズが美味しそうだった よろしく あのキッシュ 何ピースをテイクアウトしたの? 一つでもいいよ 二人で分けよう Baby 僕の分も絶対ある キッシュ・ラブ 春色のニットを着た 君の後 金魚の糞みたいにくっついて 現実の恋なんて こんなもんだよと独り言 僕は途中の広場で 休憩してるから 迎えに来て ここで 世界を眺めていると どんな通行人より やっぱり 君が一番可愛いな ねえ キッシュ 僕は絶対 食べるつもりだよ だって一緒に行ったカフェで選んだんだ 絶対 権利あるだろ? ...

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青空ディスコティック

Na.Na.Na… 海岸線に停めた車のカーレディオから流れ出す 遠い昔に 聴いていたような あの熱いビート どこの誰だか知らない みんなが集まりゃ ノリノリ 言葉なんかなくたって あっという間に盛り上がってしまうよ 太陽の下で(汗をかきながら) 真夏のサンズビーチ ピンク色の砂の上は 裸足じゃいられない灼熱 風に吹かれても(気分は上々) 情熱は拡散中 波打ち際 ソウルミュージックを爆音で踊ろう 青空ディスコティック Na.Na.Na… 水道のホース みんなに向けて びしょ濡れになって馬鹿騒ぎ 心の鎖 開放されて 風が吹き抜ける ...

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恋は倍速

ノックもなく いきなりドアを開けたのは誰? (no no no no) 失礼ってか なんか自信過剰な奴ってことでしょう? (I hate you.) ドン引きで睨んだら 私の前のチェア 座っちゃって 何か 言いたげ (言いたげ) こっち見てる (瞳) 私に用があるのかしら? こういうタイプは好きになれない プロセスが大事なのよ そう誰にも (Maybe) ...

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マイフレンズ

あなたがいなけりゃ 絶対 できなかった いつだって お互いに ピンチには声を掛け合った 夕陽が沈む空 一緒に何度 見た? ああ 川べりの道は 振り向くには遠すぎる 今 (今) 今 (今) 改めてわかった 苦しい日々を乗り越えた意味 マイフレンズ マイフレンズ (マイフレンズ) (マイフレンズ) 人生で得た宝物だよ マイフレンズ マイフレンズ (マイフレンズ) (マイフレンズ) 運命よ 本当にありがとう 幾千の涙 流して来ただろう そう あなたのその胸で ...

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初めて好きになった人

冷たい風 吹き抜ける街 雑踏で見かけたその横顔 本当は似ても似つかない あなたを思い出してしまった 心に残る足跡 違う道 歩こうとして いつの間にか気づかず 同じ方へと向かうよ 初めて好きになった人を ずっと忘れられない 今でも… いくつか恋もして来たけど あんなに切ないことはない 月日がどれだけ過ぎても 少しも 色褪せたりはしない ゴッホを間近で見た あの衝撃を忘れない 美術館でなぜだか 涙が止まらなかった 初めて好きになった気持ち 二度とは味わえない経験 ...

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炭酸のせいじゃない

缶コーラ ステイオンタブ開けて 夜空見上げるように一気に飲み干しながら 君のことを思っていたら喉がチクチクして 僕のこの胸の奥が苦しくなるのは炭酸のせいじゃない 一つ手前の駅で 降りてしまってたのは 走る電車の窓から違う(景色)見てた 恋人よ(いつの間にか) 二人の夢が(二人の夢が) 別々の道(別々の道) 歩き出して見失った 友達に(友達に) 戻れるならば(戻れるならば) 初めて来た公園 君といた ブランコに乗ってみたいけれど そんなナルシシズム 恥ずかしくなるだけだろう 居場所もなく ジャングルジムのてっぺんに座って 明日は晴れるのか?なんて どうでもいいこと考え逃げていた 君から別に何か(何か) 言われたりしてないのに(ないのに) ...

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好きすぎてUp and down

Shake it! Shake it! My heart… 不意に 目と目が合った瞬間 気持ちがバレないように Smiling 少しは脈あるかもなんて 勝手に勘違いして… Guess what Hoo… 膨らませたイメージ Oh Dreaming It's just me and you ...

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空色の水しぶき

照りつける日差しに 汗が滲み始めて ああ 荒い呼吸は 夢に向かう風になる 腕に力込めて 一生懸命に漕ぐ ああ 努力の先のゴールはまだ遠い 横たう川の水は こんな重いものなのか オールに感じるよ 自分の可能性 空色の水しぶき その眩しさに 勝ちたいと初めて思った 新しい脈を打て! 息を合わせて 一瞬の水しぶき 消え去っても その向こう側には 待っている 目指してた希望と 奇跡に出会うために がんばっていきまっしょい 頭で覚えたこと何度も繰り返して ああ 人はようやく 身体(からだ)が覚えるんだ 目の前の風景は ...

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あの日 僕たちは泣いていた

「ねえ 覚えてる?」 久しぶりにバッタリ会った君が 何か言おうとして 口をつぐんだのは どんなこと思い出したのだろう マンションの前に車 停めて 大切なこと話し合った 夢や未来や今の現実 思いがけない別れ方 ハザードの音 自分の鼓動がリンクしてた 点滅してる 暗闇のその中 浮かび上がるのは 助手席の窓越しの楽しかった日々よ あの日 僕たちは泣いていた それは確かなんだ(秋の夜) 頬を流れる涙の跡に そうずっと気づかぬまま それが二人の過ちと 認めたくなかった(虚勢さ) もしどちらかが気づいていたら ...

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僕にとっては

Weekend 君がバイトしてるカフェは 凄く混雑してて 僕は座れなかった 待ってる 窓のこっちから眺めた 働いてる君は 僕の知らない君だ そこになぜか 僕がいないこと不思議で セリフのないテレビドラマを見ているようだ 僕にとっては それがすべてだと思ってた 君にとっては それは日常の一部分 恋とはもっと 知りたいと思う気持ち 二十四時間 一緒にいたい ようやくバイトの途中で気づいた 外で並んでいる その列に僕がいる 目と目が合って 嬉しそうに微笑みながら 君はそっと 小さく手を振ってくれたよ 誰も知らない 僕だけの君を独占中 まわりの人に自慢したくなってしまうけど 恋とはきっと 二人だけのシークレット 心の中で共有してる バイト終わり 星空の下 一緒に帰ろう 少しでも君のそばにいたい ...

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涙を流そう

しょうがない 何度 ため息ついただろう? でもずっと 何も納得していない君がいるよ 苦い今日を飲み込まなくていい 無理するな 忍耐の限界 よく頑張った 人はもっと弱い生きものだ 時に どこかでしゃがみ込む そこでもう一度立ち上がり 歩き続ける必要はない 涙を 涙を 流そう (前を前を向いて 前を前を向いて) 枯れるまで(枯れるまで) 悲しみを忘れられるように… 涙を 涙を 流そう (Don't hold back!Don't hold ...

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昇降口で会えたら

放課後の教室で 机に腰を掛けて 窓の向こう 沈んでく 夕陽を眺めていた 声を上げるサッカー部の 彼の影が見えない それが恋と気づかなくて 帰りたくないのはなぜ? 一番星が出たら ゆっくり廊下を歩けばいい 偶然 味方につけ 昇降口で会えたら… 親友にも内緒で 帰りが遅くなると 思う存分一人で 切ない時間を過ごす 付き合ってるわけじゃないから 待つことしかできない 恋と呼ぶには幼くて クラスメイトのままでいい ...

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