Tag: 優河

遠い朝 – 2024 mix

いくつものガラスを越えて 聞こえたあなたの声 ぼんやりと かすれた糸 迷いながら集めた言葉 記憶にもならずに 窓にはじけ 風になじむ 淡く溶けてくはずの夜 数えても進まないの 時に置いてかれているの 重ねて見る夢の続き 追いかけてみても 物語にもならないのね 香りのない想い すぐに消えていくの いつも ひとつ眠れば 空の彼方 願いながら見つめた星は 希望にもならずに 雲に隠れ 時を潜む 忘れられてくはずの夜 数えても進まないの ...

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Love Deluxe

朝には消えていく 甘い言葉囁いても 乾いた瞳には 淡い空も眩しすぎて 当てもない日々に 慌てた足だけ 壊れたリズムで 寂しげにため息を 踊らせてみても 誰も振り向かなくて 抱いたまま溢れていく 泣いたまま笑えてくる 飲み干したグラスだけ 満ちていく 得意げに 忘れてる愛を (忘れてた) この胸に戻し (優しさで) もう一度私を今また (もう一度愛して今) 忘れてる愛で (深くまで) 身体を抱きしめ (誰より) 全てを許していきたい (愛していきたい) ...

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香り

香りが夜を運んで 伏せた瞳の先に 選んだ言葉が遊んで 笑みを浮かべている 眠りにつくような声で 探す心の行方 触れた手のひらの熱が すぐに忘れられたら 飾りのない時間だけを 重ねて行けたらいい 終わりのない想いだけは そっと端に置いておけたらいい 残り香朝まで引きずり 咽せた喉の奥では 寝かせた言葉が並んで 熱を帯びているよう 終わりのない時間だけを 重ねて行けたらいい 飾りのない想いだけを そっと側に置いておけたらいい ...

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泡になっても

記憶の端に住むあの子と 目の前涙ぐむあなたを 知らない間に遠ざけてる 締め付けられる胸が痛くて 言葉は深い深い海の底 泡になってもいい 空になってもいい ただ行かないで 私には強すぎるくらいの 日差しに照らされたあなたの目 いつまででも見つめていたいの 泡になってもいい 空になってもいい 泡になってもいい 空になってもいい ただそこにいて そこにいて ねえ行かないで ただそこにいて

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