Tag: 千葉一夫

渚にひとり

渚にひとりで 佇む影が 沈む夕日に 消えてゆく 潮の香りが 愛しい日々の 遙かな思い出 連れてくる ああ…あなた今でも 今でも憶えていますか ふたり倖せ 祈るよに 黙って見ていた 遠花火 遠花火 渚を辿れば 海面(うなも)を照らす 月の光が ひとすじに あの日浜辺で 肩寄せ合って ラジオで聞いてた 流行歌(はやりうた) ああ…あなた今でも 今でも憶えていますか 胸を焦がした 青春の ふたりで唄った あの歌を あの歌を ああ…あなた今でも 今でも憶えていますか 胸を焦がした 青春の ふたりで唄った あの歌を あの歌を

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りんどうの花咲くころ

都会の風に 晒されながら 夢を追いかけ 幾歳(いくとせ)すぎた やさしくこの俺 いたわるように こころに浮かぶ あのふるさとは りんどうの りんどうの 花の咲く町よ おまえがくれた ふるさと便り 待っていますと ちいさな文字が ふたりで歩いた 白樺ばやし 忘れはしない あの日のことは りんどうの りんどうの 花の咲く丘を 旅立つ朝の 約束だけは 胸にしっかり 抱きしめて来た かならず帰るよ 今年の秋は おまえの好きな 薄むらさきの りんどうの りんどうの 花の咲くころに

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