Tag: 吉幾三

南部…春と夏

山間いの 川流れ 雪解けの 春が来た 風に散らされ 桜花びら 遠く 昔が 蘇る 父もその頃 旅立った 母もその後 旅立った ハア…ハア…ヤエ… 春の風の音(ね)に ハア…ハア…ヤエ… 南部 花巻ヨ 並木道 蝉止まり 夕焼けに 染まってく 北上川を ひとり歩けば あの女(ひと) 何故だか 想いだす 愛していたが 故(ふる)郷(さと)捨てた 君もその後 家族が出来た ハア…ハア…ヤエ… 夜空 流れ星 ハア…ハア…ヤエ… 南部 釜石ヨ 春は三月 あの朝を 夏は泣いてた 毎日を ハア…ハア…ヤエ… 今も忘れない ハア…ハア…ヤエ… 南部 大船渡 ...

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心の唄

女と飲みたい 時もある 男と飲みたい 時もある ひとり手酌で ぼんやり飲みたい 時もある 心たずねて 生きてきたけど 何かがいつも 足りない いやでもめぐる 時の重さが 今日も 酔わせる 本気で愛する 恋もある 遊びで愛する 恋もある すべて忘れて 溺れてしまいたい 恋もある 抱いて抱かれて 生きてきたけど 何かがいつも 足りない 心の奥で 風の唄が 今日も 聞こえる 昨日を旅する 時もある 明日(あした)を夢見る 時もある 時の流れに まかせてしまいたい 時もある 迷い迷わず 生きてきたけど 何かがいつも 足りない いつかは果てる 命ならば ...

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泣いてもいいですか

あなたの優しさ あの時の笑顔は そのまま私が 貰っておきます 貧しかったながらも 楽しかった時代を 教えてくれた… あなたへ 真心こめて… この手を合わす 泣いても… 泣いても… いいですか 今日だけ泣いても… いいですか 叱った顔も 怒られた顔も そのまま私が 貰っておきます 忘れかけてた事も 思い出します今は すべての教えは… あなたよ 感謝を込めて… この手を合わす 泣いても… 泣いても… いいですか 今日だけ泣いても… いいですか いずれこの日が… 来たとはいえど 淋しさ悲しさ… こみ上げて 今日だけ泣いても… いいですか

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風ぐるま

俺に言いたい 事がありゃ たまにゃ酒でも 飲んでみな ひとり隠れて 泣いている そんなお前が 愛しい 夢しか追えない この俺に 寄り添いながら ずっと居て 何でも言いなよ 夫婦(めおと)だろ それを言えない 俺が居る ガラガラと回る ふたりの風ぐるま そのうちこの音 止めてやる いつまでも 苦労させたくない 今は壊れた 風ぐるま ふたり暮らした 若い頃 茶碗、箸から揃えたね 都会の風でも 寒い秋 体寄り添い 寝た夜を お前にゃ言えない 胸の内 そんなこの俺 もどかしく 何を言っても ついて来た 口に出せない 俺が居る ...

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You Were There ~あなたが居たから~

You were there 過去の寄り道 止まり… 何故か君が どこでも笑ってる You were there 夜空の星の 君に… もう会えないなんて 思うだけでも ケンカもしたネ 笑いもしたよネ 君から 必ずごめんと… You were there 今日も会えそな ここで 写真の中の 君の微笑み for You were there You were ...

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