ネムルバカ
朽ちかけた木の窓枠 埃っぽい甘い匂い 輪郭がぼけてしまいそう まとわりつく春の空気 夢を担いで 立ってみたものの 足元がてんでおぼつかない 靴を履いて外へ出てみたものの 地図はあんまりにも頼りない 霧の中を歩く、歩く、歩く、 わからないまま 折り合い付けてまっすぐ進むか 開き直って歌おうか ビールの栓は開けてるから 菓子の袋積んで 不毛な会話して 過ごしていた曖昧な夜 報われてくれ… 報われてくれ… 散らかった服 化粧品 アルコール甘い匂い ...
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