閃光弾とハレーション
真夜中に火がついちゃって ほとばしるまま吠えている 一度でも書いたら消せぬペンで 戻れぬ道に名を刻む 追い抜けば追い抜かれちゃって 最初から殺気立っている 一度でも屈したらそれで最後 絶えず声を張り上げている 愛し優しい人のそばで 揺れる花にはきっと成れぬ 勝つか負けるかそれ以外がないこの命の価値を問う 閃光弾のように今夜光を伴い飛んだとして 高さも距離も角度も覚悟も何ひとつ曖昧なままで 飛び込むあのハレーション もう誰も疑わない光放って 眩むことない僕でありたい 幸福は二の次、で良きゃおいで 例えば僕が本日 起こさなかった革命は そのうちどっかで誰かが代打を打つだけ 僕じゃなくても いいんだろうけど どうせだったら だったら なんて、夢見ただけさ まだ なんにも成していない 々 々んだ 焦燥 まだ なんにも手にしていない 々 生きてるだけでいいって そうじゃないんだ 々 々 愛し優しい人のそばで 揺れる花にはついぞ成れず 朽ちては落ちていく自らのため あとは燃えてゆこう ...
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