Tag: 果歩

お断りにムカついて やけくそで頼んだピザの味はしないし もう大人だからテイクアウトのピザだって 1人で買えちゃうし ホラー映画　見ても1人で眠れるの だけどいつだってきみに会いたい 今日はひとりにしてと断られちゃったから 久しぶりのパーティーナイト あんなに好きだったはずなのにね 自分がおかしくてたまらない お断りにムカついて ヤケクソで頼んだピザの味はしないし 冷えきったチーズ伸ばして こない返事に期待しててほんとバカみたい もう大人だから地雷踏まないように 生きてきたつもりだけど きみだけには本音言っちゃう時がある 特別な人ってあたし思ってる 今日はやっぱり会えないと断られちゃったから ひとりでちょっと泣いちゃった ...

春爛漫、今年も季節を越えられた きみの声、もう思い出せないけど あたたかく、柔らかい記憶だけ残された どうせなら、少しくらい傷つけてほしかった 花咲く公園、インディーズ映画のポスター 静かな　1K、行ったばかりのきみの部屋 帰りのバス停、いつまでも手を振る律儀さに 少し笑って、最後のウィークエンド 夢うつつ、ぼんやりと流れていく きみといた、あれは現実？ あたたかく、柔らかな肌が触れ彷徨った さようなら、これからはそれぞれで暮らしてく 指さす衛星、見上げてばかりの永遠に 星降る惑星、これはふたりのせいだねと 言えないロンリーデイズ、いつでもきみは自然に 酸素になって、風を吹かせて 読みかけのエッセイ、人となりが滲む背表紙 きみがとなりで、あたしがいつもそばにいる お決まりのポーズで、笑い合うあの日の写真に 笑えてきちゃって、少しだけ泣いてた ...