歪な春
夢みたくあの頃みたく一人が怖けりゃいいな 無駄にかっこつけ頭こじらせて 進む意味さえわからない 若さゆえの力もほんの優しさも 持ち合わせていないけれど 六畳ボロアパート 絶えず紡ぎあった 今もちり一つない想いだけは消えない 叫ぶ心を知らないふりで 見過ごすほど大人ではない 永遠の命じゃないからこその 痛みを信じてみたいよ 理屈じゃ剥がせぬ笑顔 昨日より縮こまった今日は 濡れたこめかみがひどく優しい こんな夜いらないのに 今じゃ街も変わり行き 知らないものよりも失うものが多いけれど こどもみたくただ歩み ただ人を愛し 本当の僕と向き合えれば また強くなれるかな 憎きあの子の嘲笑う声が ...
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