回想の層
いつの間にか取り囲まれた わたしたちは箱のなか。考えた だれかの愛を受け取るとしたら どれかは上手く返せるんでしょうか ここに眠るアポカリプスを 抱えては確かめて苦しかったんだ めぐるあたま やり取りをしては くるりくるり 掴みかねて泳いでいた とく、とく、 音が聴こえている。 静かになるほどにおおきく 存在している。 白紙のスタートを手に取って 想像にだけ許された自由を 再現して 描いてる途中の世界なんて 壁も知らないくらいに拡がって 眠りの深くなる ほんの一時の空白を埋めてくように 想像にだけ許された自由を ...
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