Tag: 美月優

酔いどれかもめ

ほろほろと 惚れさせて はらはらと 気をもます 嘘でつつんだ やさしさで そっと心に 忍びこむ いくつ港が あるのやら 罪なあんたは かもめだよ 飛んでりゃ絵になる 華になる ゆらゆらと 酔いどれて ふらふらと 舞い戻る どこで遊んで きたのやら 誰となにして いたのやら 帰りゃそのまま 夢まくら いいのそれでも 好きだから 最後の港に なりたくて ひゅるひゅると 風にのり すいすいと 逃げていく 浮名流して 流れとぶ たどりつく先 どこの町 ひとめ逢いたい もう一度 罪なあんたは かもめだよ ...

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土俵魂

丸い土俵に 男の夢を かけて勝負の にらみ合い 押しで行こうか がっぷり四つか 思案するまに 体が動く 玉の汗散る 玉の汗散る 大勝負 横綱(つな)をゆるがす 闘志を秘めて 稽古々々で 明け暮れる くやし涙を 拳(こぶし)で拭いて 胸を借りれば 兄弟子からの 受けた技にも 受けた技にも 愛がある 明日(あす)は初日か おやじの声が 風に重なる ふれ太鼓 白いまわしを 紫紺にかえて 四股を踏む日が 必ず来ると 胸に聞かせる 胸に聞かせる 支度部屋

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