Tag: 鳥羽一郎・山川豊

俺たちの子守唄

肩を濡らす雨 気にせず歩く人の群れ 今日の侘しさも ネオンに紛れて飲み干した 高層ビルのガラス窓 遠くに滲む街明かり どこか似ている故郷の 港が浮かんで目を閉じりゃ 岩を打つ 波しぶき 海女小屋に 笑い声 鳴り止まぬ 八月の 蝉時雨 聞こえるか? 聞こえるさ 脈々と 流れてる 俺と兄貴の子守唄 今も心に子守唄 「盆も正月も 無理に帰って来んでええ」 受話器越しに知る 親父の心が身に染みる 東京一の贅沢も ...

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演歌兄弟

男同志で 酒呑む時は なりはかまうな 遠慮はなしだ 男は (男は) 演歌だぜ (演歌だぜ) なぁ 兄弟よ 人と言う字は 肩寄せ合って もちつもたれつ あゝ生きている 故郷<くに>を思えば この眼がうるむ どこか似ている 二人じゃないか 男は (男は) 演歌だぜ (演歌だぜ) なぁ 兄弟よ 俺が引くから お前は押しな かわす冷や酒 あゝ雨屋台 つらい涙は 生きてる証し つもる苦労も 苦労にゃならぬ 男は (男は) 演歌だぜ (演歌だぜ) なぁ 兄弟よ なせばなるんだ なさねばならぬ あわす目と目に あゝ血が通う

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