Tag: ClariS

Umitsuki

Moonrise... 揺らめいて消えてゆく波に 何度も書き綴った 手を伸ばせば もう届く距離 君はどんな空見てるの? 海に浮かぶ月に想いを馳せて 交わした言葉 夢の終わりで待ってる 凛と咲いたその背中は 触れたら壊れてしまいそうに 「またね」と笑った 追いつきたいと駆け出した 震える小さな1歩は まだ知らない 君の世界 扉開く 不意なその笑顔 感情ディスコード 心をそっと重ねてく Moonrise... 揺らめいて消えてゆく波に ...

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Evergreen

幼かった私たち すれ違って寄り添って 少しずつ解り合ってく 手探りで進んだDays 輝く 本当は分かっていたの 君が悩んでたことも ねぇ今出来ることは その背中 そっと押すこと 変わらない Evergreen ずっと2人 この場所で刻んだ記憶が 躓いて俯いたって 1歩踏み出す 勇気になる 鮮やかに Evergreen 目を閉じれば かけがえない言葉 メロディーが どこにいたって 響いてるの 離れてても 大丈夫 君の明日を信じて… いくつもの幸せな瞬間が溢れ出して ふっと心満たされてく 宝物みたいなDays 抱きしめる 本当は分かっていたよ ...

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秋のグラディエント

わかってるの 本当は 愛の終わり 見ないふり 掌に落ちてゆく ふたり色づいていた日々 秋の気配気づいてる 始まりはユーフォリア 永遠なんてないくせに 君はずるい 聞こえる 次の季節の足音 まだここで揺れていたい 目醒めたら 動けなくなる グラディエント わかってるの 本当は 愛の終わり 見ないふり 優しさと淋しさを 温い風で ごまかして わかりあえたはずなのに 重ねるほど 遠ざかり ...

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思秋期

足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている ...

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月のしずく

言ノ葉(ことのは)は 月のしずくの恋文(しらべ) 哀しみは 泡沫(うたかた)の夢幻 匂艶(にじいろ)は 愛をささやく吐息 戦 災う声は 蝉時雨の風 時間の果てで 冷めゆく愛の温度(ぬくもり) 過ぎし儚き 思い出を照らしてゆく 「逢いたい…」と思う気持ちは そっと 今、願いになる 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 下弦の月が 浮かぶ 鏡のような水面(みなも) 世に咲き誇った 万葉の花は移りにけりな 哀しみで人の心を 染めゆく 「恋しい…」と詠む言(こと)ノ葉(は)は そっと 今、天(あま)つ彼方 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 「逢いたい…」と思う気持ちは そっと 今、願いになる 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 下弦の月が 謡(うた)う ...

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