Retrofuture
しがらみと切望の合間にある 束の間という契約(とき)を希望と呼ぶ 錆びた美辞麗句がこびりついたボイラーで からだ軋むほどに熱を宿す 世界に新たな象徴を 弱音、ガジェットで武装して 鞄には強がりさえあればいい 生命を謳歌せよ、讃頌しよう ひとりじゃしがない歯車を繋ぎ合わせ 必ず奇跡を成し遂げる―。 渦を巻く湯水を切り割くような 至難の業だとしても救ってくれる? 雨に濡れた炭から熾火現るように 心求めるなら熱は宿る 世界がうらぶれたまま 憂いに暮れて 煙たい躊躇いの霧が覆うとしても 旅せよ天使、笑え空 その迸る情熱の蒸気の轍 必ず活路を切り拓く ...
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