Tag: kalmia

机上論

圧倒的な現実との差に怯えていた さらばいつかの僕の机上論 特別になった過去に光が射すほど 大切に待った未来の形が歪む 妄想で描いた夢の話では僕の 想像通りに上手くいくのに 守りたいけど信じることが 怖くなってしまったんだよ 圧倒的な現実との差に怯えていた 満たされないこの心で望むのは 透明な世界に果てない夢を描く さらばいつかの僕の机上論 当然のようにまわり続ける世界が 偶然のように君と僕を出逢わせる 鈍行のように歩き回る人生を 運命と目を背けちゃダメなんだ 守りたいなら信じることが 最短距離なんだってさ 本当は誰よりも臆病でさ 一人では何もできないんだよ ...

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メイズ=アンサー

到底変われはしないよ 人の本質はそんなもんさ 誰かの正論が気に入らにゃ 異論をぶつけて言葉の戦争 肯定が正義の世界で そんなとこに産まれていたって 「それはそれで退屈なんです」と 不満が不満を育てるだけさ 想定していた未来は 誰もが笑えるはずだった そうした夢物語をきっと 誰もが想像したはずなのに 安定を取った結末が 選ばれた人だけ笑える 時には神様も見捨てるほど 呆れた世界になってしまったんだ いらないよもう誰かのおさがりも 知らない今日をそろそろちょうだいよ 言えないようにしたのはあんたらでしょ 癒えない傷が増えて消えないの ...

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サクラ

ヒラリ舞い落ちる桜に見惚れてる 君の目からは涙がこぼれ落ちそうだ 「私、平気かな?君と離れても」 春の終わりを告げる風に飛ばされた ヒラリ舞い落ちる 今年も春が鳴く 僕の中では涙が枯れてしまいました 君は平気かな、一人になるとすぐ あんなに寂しがっていたのに いつの間にか花は枯れてまた新たな命が芽吹く 止まった時間は戻せないと分かってたのに 思い出しきれないほど詰め込んだ幸せが溶けてゆく これじゃ宝物だった日常に二人で飾った涙と おとぎばなしにすらならないいつもの特別が 全て嘘になってしまうんだね ヒラリ舞い落ちる桜に見惚れてる 街灯に照らされた僕から伸びた影が笑う サラバ愛し君 ゆれる花弁が落たら忘れようと思うよ 思い出しきれないほど詰め込んだ幸せが溶けてゆく 二人の宝物だった日常があと5センチだけでも進めば 違う未来が僕らを導いてたかもしれない ...

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SAYONARA IRONY

心の奥底に眠っている 魔物を解き放てたのならば 僕の紡ぐこの言葉たちに 嘘をつかせなくていいのにな 孤独や不安をかき集めた 花束を飾る未来よりも 歓声と拍手で迎えられる ステージに立つことを選んだ 「隣の行を見えないよう隠し読む、 小説の様な現在を僕は愛している」 なんて主人公じみた虚勢を張る 名も無き旅は続く さよならアイロニー 乾いた心にあの日の僕がそこにはいた 鮮やいて見えた今日は曇り空 いつからか奇跡も信じられなくなっていった 頼みのヒーローもラスボスには敵わないらしい それならば僕がと手に取った“はがねのつるぎ” これじゃ会心の一撃も打てないけれど この世で最初に ...

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キョウカイセン (2024 ver.)

好きなだけじゃ上手くいくことも 躓いてしまうらしくてさ それならどうすれば良いかの一つさえも わからないけど 好きなだけじゃ「もういいよ」とかの よく聞くセリフばかり出そうで それならもういっそ君はさ 僕だけのモノになればいい 「大丈夫」と強がる君を 僕は嫌いになりそうだ なれないくせに 忘れられない想いを今 胸に抱えて抱いて走って やるせない顔しないでもう泣いてよ きっと僕ら大丈夫さ 隙だらけだ君ってやつは もう少し危機感を持てないの? 私だって他に目移りするくらいできるのよ 嫌える程強くないし 甘える程弱くないし ...

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Parallel world

重ねた日々が嘘のように 2人の時間が止まった 神様も見てみぬフリ、 呆れた顔で 君を知らない世界に 僕は産まれたかった それか君と出会う前に 戻って手を引いて 「そっちじゃない」と言えたらな いつかって言った日が来たよ どうせこうなるのならばあの時から 僕じゃなくても君じゃなくてもよかったろ そうやって思ってしまう程に 君は僕の中で生きてるから 忘れられないわけだよ もしもの話をしよう 世界がいくつかあるなら 君と僕が出会えるのは 今この場だけ 他のどの世界に飛んでも ...

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ベガ

待ち合わせ場所は去年と同じ橋で 夜空に輝いてる星々が眠る頃に 君にまた会える時間まであと五分なのに 胸が急にギュッと締め付けられて苦しくなる 364のたまにでいい 会いたいよ、昨日の出来事とか ささやかな幸せも1番に伝えたいのに ねぇ くだらない事で私を笑わせてよ この想いが溢れ出す前に 嬉し涙として流せたなら この嘘はバレないかな 言葉にしないと分かりはしないけど 言葉にしちゃったら怖くなる時もある この夜をどれだけ望み 同じくらい憎んだかなんて 思うだけで言えないけど それでも愛している 364のたまにでいい 知りたいよ、私の知らない君 ...

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