夢から醒めても
俺の祈りにはきっと意味はない 意味はないがそっと祈ってみたりしてる 世界の平和とか明日の天気とか どうにもならないことばかり考えている 誰もが見えないナイフを隠し持っている 泥のような悪夢を振り払えないでいる 夢から醒めたら 俺を連れていって 誰かの物語にはなりたくはない 雲ひとつない色のない空よ 半端な愛で孤独を満たさないで 誰も愛さずに生きていくには 俺たちは少し知りすぎているからさ 濁った夜空の星みたいに光ってみたい 誰かが気づいてくれるかもしれないだろ 夢から醒めたら 俺を連れていって 誰かの物語にはなりたくないから きっともう気付いている そっと頬を撫でる ...
Read moreDetails