Tag: SAIHATE

響け

改札口抜け出して 人混みの中スカしてんだ 今日の服装ミスったなんて思いながら風を切る ハイテンションハイスピード いつも以上に高まってんだ 胸が揺らいでいた 雨水も乾ききった 遠くの街へと旅立ったあいつは元気でやっていけているそうだ 無駄だと思ってた時間も今日のためにあったのかもな 夏が僕にそう言った気がした ねぇあの日から見た夢 叶えられてないんだ まだかな それでもね それなりにね 頑張ったつもりなんだ まだ足んねぇんだ 走り続けた ここがどこなのかもわからないけど 気にすることなんて無いんだ ゴールさえ見えていれば良いんだ ねぇ この先どう転んで どうなってくかなんて 分かりたくもないんだ 響けこの音 暴れてなんぼだ少年 そんなもんじゃないだろ 大人として生きなきゃって勝手に思っていたけど 大して変わりゃしないよ ...

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fool

久しく誰かを愛してないうちに気づいたよ こんな僕を愛してくれてた君の底知れぬ優しさを いつも通り過ぎた午前0時 歯車は進む僕一人だけを置き去りにして 「いってらっしゃい」もしばらく言わなくなったよ 今更本音を話せば僕はまだ君のことが好きだよ あぁもうほらいつもこうだよ 後悔ばっかり 大切なものをなくしてたんだ 汚れるだけの毎日に 自分が何がしたいのかも分かんないよ 何かで満たしたりしても変わんないよ 君がいないのならば 悲しみ絶えずに 君がいない日々で思い知ったんだ 全部全部 今更気付くの 君がいてくれた日々の大切さを 何してんだろう 僕は馬鹿だな しばらく君以外の人は愛せないだろう こんな僕を愛してくれてた 君が忘れられないんだよ ...

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緑道

日に日に増した劣等感 好きだったものさえも俺を襲ってきた 絶対的な感覚が 誤っていることさえも恨んだりした 思い描いていた未来こんなんだっけ? くの字に曲がっていたメンライト 吸い飽きたよもう かき鳴らす糸が不規則に絡み合っていって 俺の震える足を ふらふらもたれないように 支えてるんだよ 鳴らすこのビートは鼓動とマッチして あの日の少年のように足掻いている 何度も重ねた推敲は 所詮誰かが述べたくだらん戯言で 蔑ろに現実は 俺を見えないとこまで引き摺り落とすよ 真っ暗な夜に焦がれてく 熱りは消えない 内に鳴る勇み立つ何かが ...

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大器晩成

追いかけたその背が遠のいていく 俺は何をしてたんだろう いつか追いついて この姿を追わせよう 大器は晩成なんだろ? ここからだ 掠るこの声は都会の喧騒とやらに掻き消される 輝いていたその目も暗くなってさ 目を覚ましても悔恨の念にすぐに駆られる 怒りを覚える日々を抜け出したいんだ 時間はただ過ぎていく 平等に与えられた時の中で 言い訳をしては愚痴を吐き 気が付けば失ってた 離れて行った街も人も 愛した人さえも 追いかけたその背が遠のいていく 俺は何をしてたんだろう いつか追いついてこの姿を追わせよう 大器は晩成なんだよ これからだ ...

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あの夏へ向かえば

汗ばむ額 辺りは木々が揺れる音で満ちた 君は1人春雨に打たれてるこんな僕を綺麗だなんて また朝焼に染まるような目で君を映した 黒髪がオレンジ色に 左手は君の熱を移したようで 胸の鼓動がゆっくり速くなっていく 光るような君と星の見えないこんな時間にAh 月は紅色に染まって消えていく あの夏へ向かえば 光るような君と星も見えないこんな時間にAh 月は紅色に染まって消えていく あの夏へ向かえば あの夏へ向かえば 流れる開発都市と相反する僕らに怖いものなんてない やがて雨は上がり 僕たちを照らしている あの夏を唄えば あの夏へ向かえば

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2002

手を振る あの腐った青春に 2番ホームから重い荷物を怪訝そうに生きた過去のせいか 暮らしは ガラガラのライブハウスに 高いくせに大したことのない酒と 望まない現実を 5時のチャイムが鳴って 不甲斐もなく歳をとった 夢想家が着崩れる頃だが 岐路に立った俺たちの まがいも無い俺たちの 衝動が化けて今、音になる 行方も知らぬ俺は また同じような日々を繰り返すような道は もう選ばないだろう いつまでもガキのような大人でい続けられたら ここで会えたらまた会おうぜ なぁ笑っていてよ 最果てから愛を 大人になったようだ 忘れた自分らしさ 知りたくないことまで知ってしまったな ガキの頃から見てた夢を掴むため俺らは ここでまた歌を歌うのさ ほら聞こえくるよ まだくたばっちゃいないさ ...

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