Tag: TOMOO

コントラスト

火照った頬をさますような 夕方の風はやさしい 並んで君と歩いた今日が一生物になる 何の気なしに優しい ってちゃんとわかってるのに ああ 跳ね上がる集中力 たった一言で熱い ほんの小さな兆し 夢見てしまう なんでこんなに嬉しいの なんでこんなにかなしいの 今も隣で眺めてる 遠い横顔焼きつけた ああ 今日はまだ届かない 近くにいるのに 冴えた朝の空気に 気づけば背中を探してる やけに伸びた背筋は 今日も君のせいだった たった一コマでブルー ...

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エンドレス

たとえるなら 二つのリボン 結び合わせないままでもいい しわくちゃにもならずにただ それぞれ螺旋を描いて あのね 夢見てるのは 誰も知らない景色をあなたと並んで見ること 海辺でも朝日でも 夜更けでも木立でもいい 叶うでしょうか 愛しさの陰に隠れた痛みと我儘を 全部飲み込んでも まだ優しい気持ちになれる 満たされるよりも永く 触れるよりもたしかに 透き通る声をきいていた 雨上がりのあとさき たとえるなら描きかけの絵 それはずっと出来上がらないまま 重ねた線 塗られない色 それでも無性に焼きついて ...

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