Tag: Who-ya Extended

Re:Call

掴めない光がまた 夜更けに消えて 乾かない傷跡 怯えた空虚な頬 眠れない夜にだって 理由(わけ)があると 目を閉じて 扉を探した やっと見えた答えすら 信じ切れず手離して 守れなかったものを数えて 夢ならばただひとつ ここから連れ去って 震える胸に光を どれだけの言葉で包み込めば 許し愛せるのかな 本当の声を ちょっとよごれたくらいが美しいなんて 傷負った心は あの日針を止めたまま 目に見えるものだけを信じないように 指先で扉をなぞった 覚えていた約束も 失くすように薄れて わずかな後悔ばかり残して 夢でさえ届かない 記憶に連れ出して 触れる手に温もりを ...

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ALONENESS

黒い雨の中 弧を描く鳥 染み込んだ羽根の 重さも知らずに 陰っていく空を ただ見つめていたんだ 何色でもない水溜まり 虚しさ溶かして 満たされた世界 心齧られたい 飲まれていくひとり 引き込まれる誰もかも 温もりで奪って混ざって 欠けたままの心の臓を 愛と呼ぶには脆く ありふれて散らばって 笑うほど 痛くて痛くて 閉じないままの空白を 言葉にすれば脆く 剥がれ落ちていく欠片 誰かに笑って 誰かを泣かして 寄り添うふりして 擦り減らし また泣いている 6インチの世界で 恋を探した 明日に追われ飽きて 心乾く時 ひび割れさまよって 逃げ方を覚えたんだ 傷を縫って絡まった 糸を切って 痛みを燃やして照らして 木漏れぶ孤の独を 瞼閉じればうつる 見慣れていた静寂を 灯しても 暗くて暗くて ただ見つけて欲しくて 影に沿って見つける 生き抜く為の光

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