Re:Call
掴めない光がまた 夜更けに消えて 乾かない傷跡 怯えた空虚な頬 眠れない夜にだって 理由(わけ)があると 目を閉じて 扉を探した やっと見えた答えすら 信じ切れず手離して 守れなかったものを数えて 夢ならばただひとつ ここから連れ去って 震える胸に光を どれだけの言葉で包み込めば 許し愛せるのかな 本当の声を ちょっとよごれたくらいが美しいなんて 傷負った心は あの日針を止めたまま 目に見えるものだけを信じないように 指先で扉をなぞった 覚えていた約束も 失くすように薄れて わずかな後悔ばかり残して 夢でさえ届かない 記憶に連れ出して 触れる手に温もりを ...
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