Tag: Yobahi

ツララ

描き出したストーリーがふたり 交わらせた意味は未だに分からない そばにいてもひとりみたい いつの間に僕らは離れてしまったの 誰にも見せぬまま 言えぬまま 心は荒れ模様 君の綺麗な声が祈りが 僕の胸暴いてしまうからさ 君の綺麗な愛が命が 僕の目貫いてしまえばいい 崩れ落ちたストーリーとふたり 定められた運命に抗う術はない 明けない冬ひとり永遠(とわ)に こぼれた涙積もり鋭く凍った 僕の尖った声が祈りが 君の胸刻んでしまうけれど 僕の閉ざした愛を本音を 君の陽(ひ)でとかしてくれますように 君がこれ以上悲しまないように ...

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おもかげ

深く眠る街の片隅で 今日も貴方がいる夢で目が覚めて涙拭った 些細な夢を語ったり ふとした振る舞いでぶつかったり だらしない僕を見て 叱った声すら愛しいや おもかげだけ胸に刺さったまま 姿探してもここにいないんだって 認めるようでそれが怖くて とにかく会いたいよ 消せない傷も後悔も あの時飲み込んだ「ありがとう」さえも 今更だってわかってたって 伝えたいんだよ そっと瞳を閉じれば大丈夫 貴方のおもかげがいる 深く遠く眠った頬に触れて 熱を奪われてく 春の花の香り 薄れてくほど遠く ...

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サクラトリップ

忘れないから 君も忘れないでいて 淡墨桜が咲き誇る束の間 色づいた君の頬を撫でる夜の風 「花が散る前に見に行こうよ」なんてさ 本当は君の隣にただいたいだけ 戯れる小道つまずく君 掴んだ手と目が合い弾けだす胸 すかさず逸らす視線 これが最後なんて言えないまま 忘れないから 君も忘れないでいて ただまだ願ってた このまま桜散らず僕らふたりの時間が 続くように この街を出ていくと 告げたい本音と 裏腹にこのまま変わらないふたりで 1秒でも長く花が散るよりも長く 願えば願うほどまだ言えない「ありがとう」 ...

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メロウ

冴えないような顔して たまに揺れる前髪甘噛みに濡れて 痛いのに 辛いのに 滲む跡が後から愛しくなって 夜更け前いつも通りのホテルでまたね 割れた携帯の画面を覗き込んで 誰に連絡返しているの (キリがない)偽りの戯れ (未来はない)気取った目でほらほら 一体何回繰り返しても 1番になれない いらない いたいけな仕草はやめて 痛いのはもう懲りたはずだったのに また思い出しちゃうのよメロウ 「あの頃に戻りたいの」なんて そんなん口が裂けても言えないよ 壊して よろめいて 今だけ忘れて 明日もし「暇してんの?」なんて ...

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ヒミツ

偽りの仮面がいつしか本当の自分を じわじわ蝕んだ 流行りに染まっていく 画面の向こうがリアルになって 現実がフェイクだ あれからどうして ドキドキしないよ 厚化粧で飾ったような がらんどうの愛じゃ 探して誰でもいいよ 認めてくれるなら 僕を演じられるから 走って転んで よろけてもがいて 夢に見た自分と違うけれど 走って転んで 立ち上がりもがいて 偽りの自分も許せるように 愛して 次第に変わっていく ...

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何者にもなれないこの世界の片隅で

Today is the last day そう何度踏み出しても 変わらない毎日と Believe in myself もう何度繰り返しても 僕は僕のままだった 未だかつてありもしないような 物語なんてなかった 途切れないように もう壊さないように 僕は僕を騙した どうして僕じゃないの こうして居なくなるの 何者にもなれないこの世界の片隅で 明日を描く ...

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