自画像 meets あそび ゆう
まだどこにもない色たち 名前のない日々 笛の音を待つ 消えかけている白線 赤いシートで 隠せない言葉 予測変換も 追いつけない気持ちたち 語呂合わせの 年表には 載らない記憶のすべてに 君がいる こんなのいつ使うのって ビリジアンの絵の具を指しながら 自画像のほとんどの部分 手を付けられないでサボっていた 水に浸けた筆を ひとり握り 白、茶色、オレンジ 混ぜて 十二色にはないオリジナル 作る君の目 今の僕の道標 覚えていたい場面ほど アルバムを編めば 頁の隙間に滑り落ちてしまうんだ 寄せ書きの 蛍光ペンより 進みゆく未来 照らしてくれているのは ...
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