Tag: おもかげ

ラベンダー

ラベンダーの香りが離れないのは まだあなたの事を思い出してさ 泣いたりした 夜の惑いが溢れて 残り香に変わったの 空っぽの部屋に浮かぶ あなたの声 深夜1時 ひとりただ泣いていた 枯れた花を入れる花瓶なんて もう無いことくらい知っていた 愛し方も忘れてしまった 涙の行方はわかっている 捨てられない思い出に降り注ぐ 花の香りだけ残った 肩に触れる風がひやり冷たくなって 変わる季節 でもわたしに秋は来なくて (ふたり)立てた予定も (ふたり)話したあの公園も ひとりじゃなにも何も出来ないよ あなたがいないと 離れ方も忘れてしまった 「涙を流すのはわたしだけなんでしょ。」 ...

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