シー・ザ・ライト
疵を埋めてく また傷が増えてく 手繰る糸の先に恋をしたの 消していたい言葉達だって望まれて産まれて 振りかざす事で正義に酔った正しくないひとたち 光欠かさないで育てていった小さな花壇だけ 踏み込んで枯らされていくのは 嫌だから 疵を埋めてく また傷が増えてく また感情が身勝手になる 神様、選ばれなければ 求める事は罪ですか 我儘なの？ 愛に愛されたいその資格に恋焦がれたまま 滑り落ちる言葉が小さな染みになる 春の雨がいつもよりもつめたい 誠実が武器にはならないなら教えてよ 自己防衛に手慣れてくのも 嫌だから 疵を埋めてく ...
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