猫になって
消えかけてた足跡を月がしつこく照らす 嫌になるほど眩しい夜 ぎゅぅっと耳を塞いでも誰かが噂をしてる 明日が怖いの いつからだろう 私が私じゃなくなる前に いまは 猫になって ここから去って 強がりも嘘もいらない場所で しばらく醒めない眠りにつくの あなたの腕のなかで見た 夢だけを思い出しながら 裏切られた理由なら星の数ほどあるよ 分かっているの自分のせいと きっと二度と心から人を信じることは どうにも怖くて出来ないけど おんなじ痛みを知ってる君と いまは 猫になって 傷舐めあって 寂しさも愛もごちゃまぜにして 毛布にくるまり夜明けを待つの あなたの腕のなかで見た 夢だけを思いながら ...
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