Tag: 工藤静香

荒野より

望みは何かと訊かれたら 君がこの星に居てくれることだ 力は何かと訊かれたら 君を想えば立ち直れることだ 僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても 荒野より君に告ぐ 僕の為に立ち停まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 朝陽の昇らぬ日は来ても 君の声を疑う日はないだろう 誓いは嵐にちぎれても 君の声を忘れる日はないだろう 僕は歌っているだろう 君と歌っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は生きているだろう 君と生きているだろう あいだにどんな時が流れても 荒野より君に告ぐ 僕の為に立ち停まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても ...

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悪女

マリコの部屋へ 電話をかけて 男と遊んでる芝居 続けてきたけれど あのこもわりと 忙しいようで そうそうつきあわせても いられない 土曜でなけりゃ 映画も早い ホテルのロビーも いつまで居られるわけもない 帰れるあての あなたの部屋も 受話器をはずしたままね 話し中 悪女になるなら 月夜はおよしよ 素直になりすぎる 隠しておいた言葉が ほろり こぼれてしまう 「行かないで」 悪女になるなら 裸足で夜明けの 電車で泣いてから 涙ぽろぽろ ぽろぽろ 流れて 涸れてから 女のつけぬ コロンを買って 深夜のサ店の鏡で うなじにつけたなら 夜明けを待って 一番電車 凍えて帰れば わざと捨てゼリフ ...

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あの娘

やさしい名前を つけたこは 愛されやすいと言うけれど 私を愛してもらうには 百年かけても まだ早い よくある名前を つけたこは 忘られづらいというけれど 私を忘れてしまうには 一秒かけても まだ多い ゆう子あい子りょう子けい子まち子かずみひろ子まゆみ 似たような名前はいくらもあるのに 私じゃ駄目ネ 奇麗ね可憐ね素直ね比べりゃ あのこが天使 妬いても泣いてもあのこにゃなれない 私じゃ駄目ネ あのこの名前を真似たなら 私を愛してくれますか あのこの口癖真似たなら 私を愛してくれますか あのこの化粧を真似たなら 私を愛してくれますか あのこをたとえば殺しても あなたは私を 愛さない ...

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ひとり上手

私の帰る家は あなたの声のする 街角 冬の雨に 打たれて あなたの足音を さがすのよ あなたの 帰る家は 私を忘れたい 街角 肩を抱いているのは 私と似ていない長い髪 心が街角で 泣いている ひとりは キライだと すねる ひとり上手と 呼ばないで 心だけ 連れてゆかないで 私を置いて ゆかないで ひとりが好きな わけじゃないのよ 雨のように すなおに あの人と私は 流れて 雨のように 愛して サヨナラの海へ 流れついた 手紙なんて よしてね なんども くり返し 泣くから ...

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ほうせんか

悲しいですね 人は誰にも 明日 流す涙が見えません 別れる人とわかっていれば はじめから 寄りつきもしないのに 後姿のあの人に 優しすぎたわと ぽつり ほうせんか 私の心 砕けて 砕けて 紅くなれ ほうせんか 空まであがれ あの人に しがみつけ 悲しいですね 人はこんなに ひとりで残されても 生きてます 悲しいですね お酒に酔って 名前 呼び違えては 叱られて 後姿のあの人に 幸せになれなんて 祈れない いつか さすらいに耐えかねて 私をたずねて来てよ ほうせんか 私の心 砕けて 砕けて 紅くなれ ほうせんか 空まであがれ あの人に しがみつけ ほうせんか 私の心 ...

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笑わせるじゃないか

笑わせるじゃないか あたしときたら あの人がそれとなく うるさがっているのに 笑わせるじゃないか あたしときたら 泣きついて じゃれついて ままごと気分 「誰か教えてやれよ」 と声がする 気がついているわ 暗闇硝子に 映ってるもの みんな わかってるわ あの人が好きな 女も 笑わせるじゃないか あたしときたら 泣きついてじゃれついて ままごと気分 笑わせるじゃないか あの人とあたし 相性が合うなんて 占いを切り抜いて 笑わせるじゃないか あの人からも 見えそうなテーブルに 忘れるなんて 「誰か教えてやれよ」 と声がする 気がついているわ グラスに響いて 聞こえてるもの みんな わかってるわ あの人を 見てる女も ...

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わかれうた

途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃ ありません 別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ ...

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横恋慕

わるいけど そこで眠ってるひとを 起こしてほしいの 急いでるの 話があるの 夜更けでごめんね 泣いててごめんね みじかい話よ すぐにすむわ さよなら あなた ねてるふりで 話は聞こえてるはずよ ためしに彼女 耳から受話器を 遠ざけてみてよ 夜明けの前のバスで あなたの住む町へ 着くわと告げれば おどろく あなたの背中 見える うそです ごめんね じゃまして ごめんね これっきりでよすわ 一度いうわ 好きです あなた 明日から私 真夜中の国へ 朝陽が見えても 人がいても さむい真夜中 終った恋なら なかったようなもの 止め金のとれた ブローチひとつ ...

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御機嫌如何

もしも 離れ離れになっても 変わらないと あれほど誓った 言葉が風に溶けてゆく なさけないものですね あなたを忘れました 女は意外と 立ちなおれるものなのでしょう 御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 泣いてる日もあります 笑う日だってあります 氷の女発の 手紙をしたためます あなたも 私を もう気づかわないでいいわ そうよ日々の暮らしは 心とは別にゆく 泣きすぎて 血を吐いて 喉でそれでも水を飲む 人形たちのような ヒロインじゃあるまいし 嘆いていないわ うぬぼれないでほしいのよ 御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 泣いてる日もあります 笑う日だってあります 氷の女発の 手紙をしたためます あなたも 私を もう気づかわないでいいわ 御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです ...

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Maybe

Maybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら 雲の流れは西から東 4つの季節をつないでゆく 今日も地上に吹きつける風は左から右 右から左 1秒毎に気が変わる予測のつかない癇癪持ち 1つのビルの角を曲がる度に意外な向きで吹きつけて来る 私は唇かみしめて胸をそらして歩いてゆく なんでもないわ私は大丈夫どこにも隙がない なんでもないわ私は大丈夫なんでもないわどこにも隙がない Maybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら 弱気になった人たちは強いビル風に飛ばされる ...

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ひとり

もう うらみごとなら 言うのはやめましょう あの日 出会った 思い出までも まちがいに 思えてしまうから ねぇ 出会いの言葉を 忘れないでいてね だれかに ほめてもらったことなど あれきりのことだもの 時計の針なら戻る 枯れた花でさえも 季節がめぐれば戻る でも 私たちの愛は Good-by Good-by 明日からひとり どんな淋しい時でも 頼れないのね Good-by Good-by 慣れてるわひとり 心配なんかしないで 幸せになって ねぇ 歳をとったら もう一度会ってよね 今は心が まだ子供すぎます 謝ることさえも できぬほど いつか 遠い国から 長い手紙を書いたら 封は切らずに かくしておいてよ ...

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アイスコーヒー

アイスコーヒーに溶けてくミルクみたいに ゆらゆらゆら あなたに溶けて行きたい 愛すタイマーがリセットされないように ジリジリジリ 程よく焦げたい Don't stop 今 このまま打ち明けて ねえ あなたの中 気持ちとやらを どこまで本気? Nono このまま漂うの? 下弦の月から上弦の月まで 消えながら 照らすもう 焦らさないで 蝶の様に移ろう風に誘われ ふわふわふわ あなたの腕に留まりたい センチメンタルな空から溢れる涙 シトシトシト 心を濡らす True love 今 瞳を閉じないで ただ このままずっとkissを続けて この先なんてNono (もう) どうなってもいいから この空の下で私の全てを受け止めて 愛してるって言えるなら ダイナマイトの起爆装置に触れないで まだまだまだ あなたをもっと知りたい ...

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Boo

たまにはダラダラいんじゃない? ウーバーイーツフル回転 チップも乗せて 真面目にいつもする人より たまに張り切る子際立つ oh~never mind 責任感はかなり強めで 仕事も早い 気も抜けないしサボれない どこだどこだ開放地目指して let's singing ブーブーブブ文句言いたいし 勝手気ままにちょっと生きたいし いい子じゃない いいママじゃない いいパパじゃない everybody OK 一生懸命頑張ってるし 失敗してももっと頑張るし でもいいんじゃない?こんなもんじゃない? もう一踏ん張り 行ってみよう it's all ...

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Go easy!

1人で書いても非難殺到 探究心の 使い間違い あなたは私を知ってるんかい? 誹謗中傷もはや弱小 千差万別逆手にとって 揚げ足取り?何が望み? 笑える嘘で匙の加減みてよ~ たまには甘口で あ~あ~あ~ やぁんなっちゃう 君の領域 未知の領域 嫌な私になぜかまっちゃうんだろう 大好物は人の失敗 足を引くのは君の失態 粗を探すは君の日課 Aの証言Bの証言関係者達の話によると! それは誰だい?君の友人? 可愛い嘘で匙の加減みてよ~ 刺激は少なめに あ~あ~あ~ 笑うしかない 気炎万丈 波乱万丈 年も取ったし少し優しくして 気楽に行こう 好きな 人や事に 神経全集中 神経全集中 あ~あ~あ~ 笑うしかない イヤも好き好き?好きもイヤイヤ? わけわからなく 絡んでくるんだもん

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Sea glass

人は迷い 揺られながら 波のように激しくも 寄せては返しながら 尖る心を 削るように 進むのね 時を超え 静寂な場所に辿り着くまで 夕焼けが海と繋がってく 潮が香る帰り道 気が付けば街の灯の中 居眠りしてごめんね シャイな人だから 愛してるとか 言ってくれない だけどね本当は 言って欲しいものよ 強く抱かれながら 満月が青く素肌を照らしてゆく 人は迷い もがき進む 波のように繰り返し 寄せては返しながら 夏の果てに 日差し浴びて 目を細め笑ってる その顔が 今も 忘れられない シーグラス 探しながら歩く 砂に書いた I love you ちょっとベタで恥ずかしすぎたから 文字の上に座った 風が強くなり 急な夕立 激しすぎる雨に打たれて 走れば走るほど なぜかおかしくて びしょ濡れのままで笑い転げていたね 人は迷い 学びながら 愛しさを蓄える 寄せては返しながら ...

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I am ready

羅針盤が乱れて 宙に舞って闇に投げ出されても だってどうしたってあなたは 私を掴みきれない 乾いた喉潤すように 弱さも飲み干してく やけにタフになったみたい 無知なフリしてあげるわ 急降下して あー落ちてゆくの? 恋が始まる前に終わらせないで 君の頭の中どうなってんの? 僕じゃだめかな?とか まるで興味ない 来るの?来ないの? I am ready 人の目が気になるのだとか 評価を気にするタイプ? やばいやばい 気が滅入るよ 知らんふりしてあげるわ もうこれ以上は 待ちきれないの 恋が始まる前に終わらせないで 君の頭の中どうなってんの? 欲しい 欲しくない もうはっきりさせて 夢を見る前にもう目覚めちゃうよ 僕じゃだめかな?なんて駆け引きやめて 行くの?止めるの? I am ready

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第3惑星

空に煌めく 満天の星に あなたは今 何を願うの? 輝く星の命は燃え尽き また新しい星が生まれる 心が音を立てて壊れそう でもあなたが居てくれたから 第3惑星 綺麗なこの星に生まれてきた事 これから始まるストーリー 輝くときめきを語りたい 同じ時を超えあなたを愛せる事が私を満たしてゆく 永遠 指を握った小さな手の平 瞬く間に時は流れた 少し落ち込み俯くあなたへ 超山盛りの元気よ届け 果てしない銀河を漂いながら 今目覚める 勇気を出して 愛しいあなたへ贈るよ 特大の愛を伝えよう 君から始まるストーリー 出会いも別れも巡るだろう 予測不可能な激しい物語でも あなたなら大丈夫 平気よ 第3惑星 綺麗なこの星で生きている今を 2人で描いたストーリー 喜びも悲しみも語ろう そしていつの日か燃え尽き灰になっても 宇宙のチリとなって 輝く 流れ星 ...

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あの日もこんな 寒い日だった あなたの背中 また思い出す わかってほしい と最後の言葉 わかってないのはあなたのほう 肩書きもない 許されてもない 二人の間に芽生えた愛を 形だけでも守れるのが あなたじゃないなら 私しかいなかった 雨にもなれず 雪にもなれず 流れもせずに 積もりもせずに 歩きづらさを残しただけの 霙のような恋だったのに 何故か今でも 溶けてくれない あなたの中で いつも私は 特別だって教えてくれた 嬉しいけれど ほんとはあなたの 日常になってみたかったの 会いたい時に 会えないくせに 帳消しにするキスに溺れて 囁く声とぬくもりだけじゃ 思い出とすらも 呼べそうにないけれど 雨にもなれず 雪にもなれず 映しもせずに 遊べもせずに 期待外れを繰り返すだけの 霙のような恋だったのに ...

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