Tag: 斉藤和義

HAPPY

気まぐれ風見鶏 風は西へ東へ いつか翼広げ 憧れの空へ 夢見なさい 諦めなさい 街は次から次へと全然笑えないニュース どこへ行こう こんな真っ暗闇の迷路なんかに結局出口はない ならば 空へ行くよ きっとゴールは誰だって同じだから 子供が言っても学者が言っても 大して変わんない だってゴールは “HAPPY” ってやつだろ まっすぐ行ってもジグザグ行っても 笑い合いたいね 黄昏れ風見鶏 風は北へ南へ 今夜翼広げ 憧れの空へ きっとゴールは誰だって同じだから よっこいしょ どっこいしょ えっこらしょ うんとこしょ いっせーのせで 腰あげて だってゴールは “HAPPY” ...

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透明の地図

かじかんだ手の中に 透明の地図が浮かぶ あなたに見せたら見えるかな それとも どうかね 北風吹く駅に まだ慣れない時刻表 ホームから望むこの町に 挨拶 心で 小さなアーケイド 古ぼけた町中華 色褪せた暖簾にも期待膨らむ きっときっと良いことが 待ってるような気がする なんやかんや人は言うけど そうかもね 知らんけど 汗ばんだ手の中に 透明の指輪がある あたなに見せたらなんて言うかな うなずいて 微笑った もっともっと良いことが 待ってるような気がする ...

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泣くなグローリームーン

独り言こぼして 濡れた歩道橋 譲れない気持ちは そんなに悪いのか 改札まではまだ遠いから 僕だけの月よ ついて来てくれないか? ねぇグローリームーン 誰もいない道を行く 時々叫んだりして 人に言えないような汚い言葉で ねぇグローリームーン 仕舞い込んだ夢の色 鍵を開ければ今でも 雲の切れ間から 笑うグローリームーン 好きとか嫌いだけじゃ 進めないことくらい そんなのとっくの昔に知っている ふざけんな 僕の呑気と君の本気を混ぜ合わせたり 入れ替えたりしながら ねぇグローリームーン 誰もいない道を行く 橋を渡りどこまでも 行けるところまで 泣くなグローリームーン ねぇグローリームーン 新聞配達のバイク 静寂を笑うノイズ 夜を連れ去ってく また街が始まる ねぇグローリームーン 駅へ向かうランドセル 走り出した男の子 転んで こらえて 立ち上がった ねぇグローリームーン なんだか笑えてきたよ 次の街照らしてくれ そろそろ帰るよ またねグローリームーン

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