シオン
真っ赤な 夕空 青くなる 星 心臓を焦がして 冷めない温度 半端に零した声の 残響と 半端に混ざった 花の色 きっと立ち止まって 芽を伸ばしたって 咲いた瞬間 散ってしまうのでしょう いっそ それも素敵な景色なんだって きっと そんな風に 思えたら良かったって 言えない 言えない 「さよなら」なんて まだ言えないまま 魔法が解けていく バラバラになって 花になって 風に溶けていく 手を振れないまま 黙って立っている 私を 忘れて すぐに 伝えたい想いを 声に出したって こんな言葉 なんで言えないんだろう 大事に思ってしまうから ずっと ...
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