Tag: 菅田将暉

二つの彗星

重ねた時を数えて 今二人は一つになるの 集めた瞳の先に 今あなたは白く光ってる 途切れ途切れの日々に いつか夢みてた日々が 追いつかなくても 二人ならばきっと笑えるさ 重ねた手と手の中の 二人だけの距離を信じて 無くした隙間の中に 願うよりも感謝を告げよう いつか見送る時が 必ず来るとしても 二人ならばきっと笑って終われるさ 重ねた光の中に 二人だけの歩幅があるの 重ねた痛みの中に 隠れていた道を見つけて 夢見た未来じゃなくても 二人ならば塗り直せばいい いつしか影は落ちるだろ その分だけ光は差すだろう

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化かし愛

抜き足差し足 宵待ちの化かし愛 胸騒ぎ 嵐の前の静けさ 嘘と秘密で塗り固めた私の 仮面をそっと脱がして頂戴 伏し目がちに奪わないで 置き土産は一瞬 意味ありげなメッセージは いつだって沈黙に潜んでる 愛なんて大層な理由じゃなきゃ 駄目かな? 抜き足差し足 宵待ちの化かし愛 胸騒ぎ 嵐の前の静けさ 嘘と秘密で塗り固めた私の 仮面をそっと脱がして頂戴 夢の中のシリアルキラー 宛名のない便箋 胸のどこか擦り傷と 記憶だけが鮮明に残ってる 好き?なんて簡単な質疑応答 駄目かな? ...

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サディスティックに生きなくちゃ

今からとびっきりの痛いのあげるよ チクっとしたらうぎゃって返してみてよ スプラッシュしながらhello 愛を込めて 怪物には処方箋よりも花束 ジャニスにもカートにも理由があるんだよ でもドラッグストアに行かなくちゃ サディスティックに生きなくちゃ なぁ、いたいかい?いたいかい?僕に そんなにいたいかい?そばに なぁ、いたいかい?いたいかい?僕に そんなにいたいかい?そばに そんなことはいいから怖いの見ようよ 明日のこと忘れてスクリームしようよ Spin! ダージリンティーに ハマってるオーツミルクを少し 3時のおやつの残りとSNS片手に 血の巡りよくしてパニックホラー サスペンススリラー、アニマルスプラッター 多種多様な手口、増殖するPOV ...

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エメラルド

燦々と落ちる雨音 山々と風のモーション ちょっとさんさんと午後のアイスティー 三々と五々の若者 24時間二重の窓から 公道を駆けるハクビシン 坑道の中のカナリア 講堂に飾る狛犬 行動を起こす余所者 風立ちぬ荒野も 吹き荒ぶ大地にも ああ 風立ちぬ今から動き出す山際に 煌めいた僅かなもの 欠けないまま 煌めいたエメラルド

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Magic Hour

いかしてる君の髪の 香りすらも 嗅ぎたくなる4時過ぎ もう着ない服全て 棚にそっとしまっておこう 見えないようにして 街の夜の灯りすらも 消したくなるよ今日は さりげないこと全て 胸にそっとしまっておこう 歌にしよう 嬉しさでも 哀しさでも 愛しさでも 寂しさでもないこれは なんでも なんでも なんでもないこれは 暇してる僕らここで 甘さすらも許してしまうよ ...

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スモア

「こんなに冷えた日はアイスを食べちまおう」 笑う君の顔で許しちゃう この世の陽だまりだ どんなに寒くても 君がいれば溶ける空気 僕の素敵なジャンパー 貸してあげてもいいよ あたためて たしかめて かじかむその手を ほぐしてほぐして あたためて たしかめて かじかむ心を ハグして満たされ つたう愛、愛、愛 ねえ一緒に挟もう 取っといたマシュマロ 燃える焚き火の煙でむせちゃう この世の陽だまりが ...

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もののあはれ

気が向いたらまた会いに行くよ それでいいでしょ ボサボサな月 振り返らず 鼻唄まじりで 都をゆくの 背中合わせて 旅に出てったあの日のスター みたいに綺麗に散るべきでしょ あはれなさけ その度に 今を抱えて抱えて 季節を忘れて 飽きだらけ その旅に ひまを抱えて抱えてる 触れない泡みたいに溶けて うつり変わる流行り廃りに 耳をふさいで ガサツな目つき しらべ知らず いつもの祭りで 日陰に咲くの 松明に揺れ 流れる雲にすがった恵みのブルー みたいに祝いにするべきでしょ あはれなさけ その度に ギター抱えて抱えて 気持ちを綴って 愛だらけ この街で ...

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くじら

そんなに僕らは無敵じゃない 夢中になれたなら それでいいのかい いいだろ あぁいいさ 宇宙の角が見つかるまで 世界を求めている コンクリートが溶けるような 暑さの中 不純な水は君も持っている 誰も飲まないけれど口ゆすぐには慣れたなもう慣れた 日が沈む中 大人になった僕らが見る夢はまだ甘いか 人知れず潜った僕の深海にはまだあった 溺れてしまうくらいに深くて 人を知るには暗い 一筋の光君と身を寄せてる くじらみたい 呼吸の跡が残るくらいの 寒さが 身を貫く前には 急ぎ暖をとって 怒りの火種 木をくべるか お湯を沸かし人を癒すか 孤独になった僕らが見る夢はまだ淡いが 人知れず作った秘密の基地にはあった 狂えるほどに愛しくて 君を想うにはやましい ...

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