Tag: 里野鈴妹

バカ酒場

星も見えない 北の空 港酒場に 灯(ひ)が点る 根なし明日(あす)なし 漂泊(さすらい)ものが 君をどうして 抱けようか ばかさ ばかだよ ばかな男の バカ酒場 惚れていながら 背中を向けて 涙で飲み乾す 旅の酒 たったひとりも 倖せに 出来ず逃れた 旅の果て 酒に面影 浮かべて泣いて 明日もさすらう 俺なのさ ばかさ ばかだよ ばかな男の バカ酒場 連れて行ってと 縋った声が 今夜も夜空で 風になる 鴎群がる 波止場には 夢を積み上げ 船が出る あてにならない 倖せひとつ 俺を恨んで くれていい ばかさ ばかだよ ばかな男の バカ酒場 惚れていながら 背中を向けて ...

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北吹雪

ためした私が わるいのね あなたの愛を 何処にいるの あなた 追いかけて 北の果てへと 汽車に乗る 今更 許される ことではないけれど 今更 愛してと 言ったりしないけど せめて逢いたい 側にいたい 外は白い 北吹雪 優しいあなたを 傷つけた ばかです私 ごめんなさい どうか 叱ってよ そしてもいちど 抱きしめて 今更 悔やんでも 仕方がないけれど 今更 嘘なんて ついたりしないけど せめて言い訳 聞いてほしい こころ責める 北吹雪 今更 わがままな 女と言わないで 今更 帰れよと 背中を向けないで せめて信じて 私の愛 なみだ凍る 北吹雪

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